オーナー、モレノ氏の災難!?

あ~~あ、やっちゃった…。
前日、松井選手とお寿司屋さんに行ったハンター選手がこれを見て、
「マツイは恐ろしい男だよ。これは高くつくぞ。間違いなく、マイナー行きだよ」
と、大笑いしていたそうです。

えッ? なんのことか、ッて。それはですねぇ、松井選手が3ランホームランを打つ直前、大ファールを打ったのですよ。その球がこともあろうに、LAAオーナーの高級スポーツカーのフロントガラスを直撃。破損事故、ですよ。それもオーナーの奥様がお座りになる助手席側を…。
オーナーは、「妻が座る方だから問題ない。これから60発くらい打ったらいい」とほほえんでくれたそうですが、ね。
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LAAオーナーは、アルトゥーロ・モレノ氏。エスパニックの実業家です。2003年シーズン以後、彼がオーナーになりましたが、ソーシア監督さんはバイリンガルですから、ふたりの呼吸はまさに「あうんの呼吸」なのでしょう。ソーシア監督を2018年まで監督契約したのもモレノ氏です。
02年に初のワールドシリーズ制覇をしてから04年以後のシーズンでは西地区の王者とまで言われる強豪チームに育て上げたのは、現場のソーシア監督の力も大きいの当然ですが、このモレノ氏の存在が支えになっています。観客席チケットから球場で販売するビールまで、とにかくモレノ氏は低価格に押さえ込む経営を続けています。家族向けのグッズの販売にも着目して低価格で販売しています。地域とチームの密着型の経営方針を地道に続けて、そんな経営努力が実を結び、観客動員数は試合平均4万人を超えています。シーズンでは330万人から340万人と、いまでは30球団中でも堂々の人気チームに育て上げた人物です。

a0094890_1794910.jpgそう言えば、いまではLAAの大黒柱に育ったジェレッド・ウィーバー投手の存在が思い出されます。06年デビュー以来、ふた桁勝利を続け、昨年は16勝をあげていますが、彼の獲得もまたモレノ氏がいたからだ、とは米国メディアの語り草。というのは、高額契約で有名なスコット・ボラスが代理人だったこともあり、各球団では面倒な交渉を予想して、ウィーバー投手を見送っていました。
ウィーバー投手は地元カリフォルニアの選手。1位指名してからボラス氏と根気よく交渉を続けたモレノ氏のお陰もあって、ウィーバー投手の入団が実現したのです。

なんだか、LAAのチームカラーはNYYとはだいぶ違いますね。オーナー、監督、選手があたかも家族のようです。
まあ、実はこうした人間味を感じる似たようなお話はどの球団にもあるのですが、ね…。
それがMLBの世界です。

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(写真はMLBサイトとサンスポサイトより)
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by mlb5533 | 2010-03-25 17:05 | 第八章