LAA「背番号3」は無名の若者

ここ板橋は知る人ぞ知る「桜」の名所。石神井川の桜並木はじめ、板橋駅付近の2キロに及ぶ桜街道、商店街にある桜ロードなどなど至るところに桜並木がある。いまは三分咲きと言ったところだが、あと数日もすれば満開になる。
桜。パッと咲いてパッと散ってしまうこの花に、日本人は特別の思い入れをしている。
思い入れと言えば、ベースボールでは背番号「3」と「18」ではなかろうか。「3」は打者に、「18」は投手に、それぞれ思い入れがある。

背番号3。
長嶋監督が現役時代の背番号として、多くの野球ファンの知るところ。昭和34年の天覧試合では、阪神のエース・村山投手からサヨナラホームランを打ったりして「背番号3」に伝説をつくる。背番号「3」に日本人の思い入れをさせたのは、他でもない長嶋監督さんだった。日本テレビが開局した昭和33年巨人軍に入団して、その活躍がテレビ中継を通じて全国のお茶の間に届けられた。それまでは、早慶戦が野球の中心だった時代に、プロ野球、とくに長嶋選手が常時出場する読売巨人軍の試合に全国の人々が魅せられた。テレビがその媒体だった。ラジオ時代からテレビ時代へと時代は移っていく。
テレビを通して独特のパフォーマンスで魅了する「3」はいつしか、長嶋選手個人の代名詞にもなっていく…。「背番号3」とは、偉大な打者の代名詞だと。

大リーグでも、「3」と言えNYYのベーブ ルースだ。どうやらベースボールの世界では「背番号3」とは、特別な背番号と言えそうだ。

この背番号を持っているのが、エンジェルスのブランドン・ウッド(Brandon Wood)選手。25歳になったばかりの新人選手。03年にLAAに入団、大リーグに上がったのは07年。マイナーと行ったり来たりの3年間で、とにかく三振が多すぎたし、守備も入団以来3シーズンで80近い失策。そんなことから現在の三塁にコンバートされた。新人の頃の評価はかなりたかいものだったが下降気味となり、「ただ振りまわす打者」と08年頃から言われ始めた…。
ところがこの選手が今季、大化けする可能性が出てきた! 
オープン戦の成績がめざましい。いままでの打撃成績では三塁打は打ったこともないが、今日の試合で打ち込んだ。二塁打とあわせて打点3が記録されている。三塁打は、選手の状況判断が要求されるいわば見事なプレーだ。足が速くなければだめだが、そればかりで打てる塁打ではない。「KY選手」には、ちと、無理だろう。それほど相手チームの野手の動きを見て判断する観察力がないと…。
ウッド選手に、成長を感じます。ヤバイ選手になる可能性が見えてきましたぞ。わずか、40万ドルの選手でしかないウッド選手がもし下位打線にレギュラーとして定着したとしたら…ヤバイ! アイバー選手、アブレイユ選手、ハンター選手、そして松井選手と繋ぐことが現実になってくる。
かなりおもしろくなってきますねぇ、今季のエンジェルスは!
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もし今季レギュラーになって、テレビ中継に登場出来たら…。
「背番号3」の選手が映し出されたら、是非とも、こう叫んでください。
「ねばっていけ!」と、声援してあげてください。もちろん、ボクもします。

エンジェルスの「背番号3」は、「55」とは対照的に、まだ地元ファンでさえよく知らない無名に近い選手なのです…。

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(写真はMLBサイトより)
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by mlb5533 | 2010-03-30 12:41 | 第八章