レイズ相手に12得点! 松井選手は全打席出塁

ここまで来ると、もはや楽しみは松井選手個人の活躍か…なんて、少々弱気になっていたのです。
とは言っても、やはりベースボールは団体戦。チームとチームの激突だからいくら個人ががんばったところでうまくはいきません。

ヤンキースはついに若き軍団レイズに首位の座を明け渡してしまうし…。いまや東地区はNYY対BOSではなくなりました。3年前から東地区の目玉はレイズに様変わり。
ロンゴリア選手を打撃の柱に、投手陣はきっちりと回っていくこのチーム力の安定感はMLBでももはや屈指の軍団です。

そのレイズを相手に3連戦となれば、ボクの筆も、ちと、止まりがちです。
現在のエンジェルスは5月からメキシコのガッツマン・ケンドリー君が負傷したままという戦力低下の中で、どうしてもその穴埋めと期待感は松井選手一身にかかっていました。松井選手ファンとしては、NYY時代とここが違っていると感じます。勝敗の行方をどうしても彼の打撃結果に焦点が当たりがち。ヤンキース時代では、さほど派手なプレーをしなくても、あるいは4タコでもチームは勝てる戦力でしたから彼の打撃結果をとやかく言いませんでした。でも、これだけの戦力(失礼!)しか整っていないチームですから、どうしてもMVP選手の勲章は目立ちます。期待感も他の選手以上になるのも当然。レイズ相手に苦戦が予想されました。
しかし昨日は松井選手が3安打1打点の猛撃。レイズの新人投手で彗星の如く今季先発の柱になった10勝をあげているデービス投手をひとり打ち込みました。

そして、今日。
相手投手は長身のニーマン投手。10勝しているレイズのエース。初回、満塁の場面。その初球だった。多少上目に来た速球をバットの芯がとらえた。
乾いた打撃音が響き渡る。打球はそのまま右翼線への走者一掃の二塁打!逆転です。
結果は、
LAA 12-3 TB
の大勝でした。NYYは昔からTBに弱いところがありましたが、松井選手だけはレイズ戦はひとり爆発しています。レイズにとって松井選手の存在はまさに鬼門でしょう。
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試合後、安打数が長嶋茂雄監督さんの記録を更新したとのインタビューがありました。
この逆転二塁打の一打で日米通算の安打数を2472(うち日本で1390)です。恩師の長嶋茂雄元巨人監督の2471安打を抜きました。数字としては本塁打(444)は昨年4月に、打点(1522)はことし6月に超えました。
それでも松井選手はこう言います。
「自分の中で監督の安打数と比べるとか、そういうものはない。ボクが打って喜んでくださればうれしい。打席の中の感じはいい。続けていければいいと思う」と。相変わらず、松井選手は個人記録にはさほどの関心を示しません。そんなことよりも、チームが勝つこと、それだけを大切にして打席に達続けています。

安打を続ける10試合で37打数18安打12打点。レイズにとっては、困ったヤツでしょうね。
あきらめるのは、ちと、早いか…。


…NY152…
by mlb5533 | 2010-08-26 13:57 | 第八章