打線奮起の予感…ススギ君のホームラン!

松井選手だけを追いかけて今日の試合を観戦したら、少々ストレス気味です。昨日、あれだけの活躍をしたのだから、ファンなら期待も膨らんでいたでしょう。かく言うボクだって同じです。左を打てるのか、とそればかりを気にしていましたから。しかも相手はよりによって精密機械の異名を取るバーリー投手。だからこそ、バーリー投手を打ち込んで欲しかった…。

でも、視野を広げてチーム全体を見ると今日の勝利は実に頼もしく感じました。
開幕前から「投手力のアスレチックス」と評価されていただけに、開幕10試合で見せている投手力は確かにスゴイ。ボストンの比ではありません。松井選手が昨年在籍していたチームより、投手力ははるかに優っている感じです。
長いシーズンを優勢に戦い続けるための第1条件は、投手力の安定です。その意味で、昨年からアスレチックスは注目を浴びています。
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あとは打線です。「線」ですから、途切れてはいけません。3アウトまでに、ホームラン以外では相手チームがエラーをしないと仮定したら最低2本の安打が出ないと得点できないのが野球です。ただし、無死、1死で三塁打の走者を置いて、外野への犠打(1アウト)でも得点にはなりますが、攻撃的なプレーにはなりません。
つまり、得点を上げるためにはタイムリーヒットが最も要求されます。この光景を「打線がつながっている」と表現されます。ところが、です。この10試合、どうでしょう…お世辞にも「いい打線」とはまだまだ言えません。3割打者はもちろんまだ今季記録されていません。1番クリスプ選手と、4番ウィリンハム選手がやや目立っている程度ではないでしょうか。
ただし、開幕したばかりなのでどのチームの打線もパッとしてません。東地区でも、ヤンキースを抑えて6勝で首位を行くボルチモアでさえ、2割打者がズラリですから。ヤンキースではカノー君が頑張っている程度で、ジーター選手は松井選手と同じように打率.230程度です。

MLBは毎年そうなのですが、日本でいう黄金週間あたりからチーム打線に差が生じてきます。投手力もこの頃になって差が出てきます。

長々とボク流MLB観戦記を書きましたが、そんな中で今日の「鈴木君」の活躍は、ご立派です。打線に喝を入れた一撃です。
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延長10回表のホームランは素晴らしい。日系3世のこの選手、元々打撃よりも守備の人、といわれています。その選手が10回の打席でガチンコ勝負した姿には清々しい感動さえ伝わってきます…。チーム打撃がいよいよ「打線」なる、そんな予感をさせてくれたホームランでした。

最後は守護神・フエンテス投手が、虎の子の1点を守りきっての勝利。
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これでチームは勝率5割になりました。シカゴでは2勝1敗で御の字、と思っていたのですが、打線が繋がれば3連勝もあります。
期待しましょう。そして、松井選手の「お返しのアレ」も期待しましょう。


…NY152…
by mlb5533 | 2011-04-13 01:22 | 第九章