きっといま「何かを拾い上げる」時…

OAK 6-2 CWS
テキサスがアナハイムに破れたため、
オークランドは20勝19敗、西地区で2位に浮上。首位とのゲーム差を1.5にした。
しかし、松井選手は先発から外れていた…。

最近は関西方面に出張が続き、MLBの試合中継が思うように見られない。
アスレチックスの試合も来週にならないと日本での中継がない…。

そんな生活ぶりの中でも、目下上位を窺うアスレチックスの試合結果だけは気懸かりだ。
昨日、松井選手の「初球打ちはすべて打ち損じ」とのメディアの記事を読んで、リズムが悪いのだろう、と感じた…。そして、今日はスタメン落ちしていた。
アスレチックスは勝利して、首位アナハイムと1.5ゲーム差になったが、松井選手の姿がないことはファンのボクとしてはいささか寂しい。まして、ホームでの試合だったし、相手チームは右投手の先発。
んーー。

きっと何かが狂っているのだろう。ボクはスポーツとは縁のない生活をしてきたから、あれこれ私論を展開できる体験的理論はなにももっていない。舞台や音楽、映像ならなんとかなるかも知れないが…。舞台役者たちも実は「スランプ」がある。特に20代後半と40代前後にほとんどが「大変なスランプ」にはまり込む人たちが多い。台本どおりのキャラクターを自分で創作して演じているつもりでも「何かが狂っている」と仲間たちや演出家から指摘されることがある。このとき、どうしていいのか判らなくなってしまうという…。
このとき、何かを捨て去らなければならない。そして、何かを拾い上げる必要がある。
今までどおりでは、もう間に合わなくなってくる…。広い意味では、文化、もそうだと思う。時代が変わっていく、とはそう言うことだと思われる…。

松井選手はまだまだMLBでは十分に活躍できる選手。トーリ監督さんも「ヒデキは特別な選手だよ」言っているとおりだ。ヤンキース時代、トーリ監督さんが「前に出て打てばいいだろう」と外の配球に対するアドバイスをしたという。松井選手は「そうだ、別にこだわる必要はない」とその助言を軽く受け入れて、15センチも前に立ってバットを構え、その後火が付いたように打撃を爆発させた。マッティングリー様は「ヒデキは好調になると手が付けられないよ」とお笑いになっていたとの後日談も届いた。
あのとき、松井選手はきっと「何かを捨てて、何かを拾い上げた」と、ボクは演劇の世界観から見て、そう思ったものだ。

こういう改善が出来る舞台役者はなかなかいない。
スポーツ界でも同じなのではなかろうか。だから「トクベツな選手」というレッテルが貼られるのだろう。
どう見ても松井選手はタフな選手である。それは間違えなく、だ。それと野球の選手とは、「ちょっとしたきっかけ」で上昇したり下降したりすると聞く。もしそうなら、リズムを取り戻すきっかけに早く出逢って欲しいとボクは思う…。

明日に期待しよう。

…NY152…
by mlb5533 | 2011-05-15 13:48 | 第九章