「21世紀エコ軍団」が行く!

レイズ相手にこれだけの試合をしでかすオークランド!
後半戦からモデルチェンジかな? なんて、ニタニタしたいほどの投打の活躍が続きます。
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松井選手が好調なのはもういいとして、ペニントン選手が今日も打ち続けです。3-3で、週間大リーグトップの.500の打率。30球団広しといえども、彼ほどの「恐怖の9番打者」は存在しない。彼を9番固定にすることで俊足1番ウィークス選手が単なるトップバッターではなくなるのだ。2番打者的な打撃も可能になる。だから俊足は怖い。
と言うことは、「打線」ではなくて「打円」になる…。

もともと、大砲がいないオークランド。人気選手といっても、全国区的にはマツイ選手程度でしょう。
ホームランバッターがひとりいるチームよりも、中距離打者がズラリと揃ったら、こちらの方が相手投手はイヤな感じだろう。クリスプ選手にジャクソン選手、デヘスース選手サイズモア選手、そしていまや大リーグ切っての選球眼の持ち主であり勝負根性なら世界一と称賛される松井選手が3番固定だ。
得点の挙げ方もドッカーンと大量点、という試合展開はさほど期待できない。じわじわ、しわじわと得点を重ねていき、それを投手陣がしっかりと守りきって相手に得点を与えない。これが、マツイオークランドだろう。80年代の派手派手しさはない。当時の戦いぶりとは印象ががらりと違う。ただし、というか、当然残塁数は他チームよりも目立つだろうが。タイムリー1本が勝敗を左右するチームというわけだ。

名付けて、「21世紀エコ軍団」なのだ。この「モデル」はおもしろいですよ、なんとなく昔々カワカミ監督さんがトウキョウのチームでやっていた布陣を彷彿させますが、要は勝たなければ意味がないのがベースボール。勝つためには、得点能力を向上すれいいのですから。

もう、しびれますよ。この「打円チーム」には!
よくぞまあ、こんな貧乏チームで(失礼!セレブNYYと比べるとここいたくなる…)選手の能力を100%発揮する場を考えついたものだと感心する前に、ベンチに視線を送ってみよう。
ペニントン選手の起用法といい、松井選手の3番固定説といい、ここまでチームとしての色づけを完成させた人物がいる。他でもない、かつてシアトルを指揮したメルビン監督さんだ。イチロー選手がMLB史上最多安打を記録した時の監督さんでもある。
ボクは感心する。こういう打線っていいよなぁ…、これもアリだよ、と。

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それには、シーズン途中からデビューしたウィークス選手の活躍があればこそ、と言う事実もわすれてはならないが…。それにしても、現在のオークランドは、ただの3位チームではない。手強い存在になった。
後半戦11試合で、7勝4敗。先日も書いたが、ヤンキース相手に1勝2敗ではあるものの、ヤンキース投手陣から、7得点、4得点、5得点している。これに意味がある。

松井選手の本日のタイムリー2塁打。
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得意の2塁打だが、ホシかった…。「アレかぁ…」と叫んでしまうほどいい上がり方でしたから。センターとライトを真っ二つ。
今日は2試合連続して左翼で先発。明日は是非DHで、と心配になるほど、よく走りました。きっとサラリーマンだったら「お疲れ様ぁ~」なんて挨拶をしたところでしょう。

とにかくですよ、松井選手が打ち出したら、ですよ。チーム全体が熱くなってきた、夏なのに。
いきましょう、このままの「エコ軍団」で。
松井選手の「アレ」も期待しつつ、どこからでも飛び出すタイムリーの快音が響くことを!

あした、明日ですぞ!


…NY152…
by mlb5533 | 2011-07-27 23:33 | 第九章