あり得る「ドジャース・松井選手誕生」

年明け早々のニュースだった。
松井選手の代理人のアーン・テレム氏がドジャースの社長になるかも…というニュースだった。
アーン・テレム氏はダルビッシュ投手と代理人でもある。

松井選手の去就はまだ未定で、噂としてレイズやオリオールズ、タイガースにヤンキース復帰まで様々な「予測」が報じられてきた。その都度ボクは「んーッ、まだまだだなぁ」と思っていたが、13日、「今年初ノック」の記事を見てボクは思わず、「もしかしたら、あり得る」と思えたことがある。それは…。

ナショナルリーグへの大移動、だ。しかも、暖かい土地であり、来年には創設130年を迎える名門球団と言えば…、そう、「ドジャース!」。
ドジャースの監督さんは、ボクが個人的に大好きな「80年代のミスターヤンキース」こと、ドン・マッティングリーさんだ。当時のオナゴファンが追いかけ回したあの髭、マッティングリー選手。ニューヨークでもいまだに「彼は永遠の恋人よ」と宣(のたま)うオナゴたちはどれほど多くいることか。彼の背番号・23は永久欠番である。

古い話になるが、02年のことだった。
当時のヤンキースオーナーであるジョージ・スタインブレナーさんが直々に乗り出して獲得した選手が、松井秀喜選手だった。03年からピンストライプを着用した松井選手はジョージの大のお気に入り選手だったという。同年、新人賞を取れなかったことに憤慨したのは他でもない、ジョージ本人だった。
09年、MVPに選出された松井選手を翌年ヤンキースは放出したが、もしジョージが健康であったらあんな形にはならなかったかも知れないと思うのはボクひとりではないだろう。

いずれにせよ、ヤンキースはもう松井選手が在籍していた頃とはだいぶ様子が違っている。ヤンキースは今のままなら攻撃陣が手薄すだということくらい、素人のボクでもよくわかる。下手をすれば東地区での「10月決戦進出」は出来ないかも知れない…とさえ感じてしまう。テキサスが「3年連続優勝」の目標をなりふり構わずテコ入れしている様子に比べると、ヤンキースの動向は見劣りする。30年以上続いた野球少年、ジョージの時代は終わったのだろう。寂しい…。
ボク個人としては、メディアがどう書こうとも今のヤンキースに松井選手がDH契約することには気が進まない。だったら、09年にヤンキースのフロントが彼を放出した意味がなくなる。どうせニューヨークなら、メッツの方がまだ楽しい…、そう考えた瞬間だ、「あっ、ナショナルリーグだ!」と、ひらめいた。

ヤンキース時代、松井選手は「ツーシーム系」の動く球に悩んでいた。ゴロキング様のあだ名まで頂戴した。これを克服するのに一役買ったのが、当時の打撃コーチ・マッティングリーさんだ。松井選手も後日「マッティングリーさんの打撃理論には共感する」と、コメントしていた。トーリ監督さんとマッティングリーさんは、松井選手にとっては「恩師」なのかも知れない。
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松井選手をよく知っているマッティングリーさんは今やドジャースの監督さん。経営を代理人であるアーン・テレム氏がやるかもしれない、との話しがある以上、これは「ドジャース行き」も、あながち冗談とは言えまい。松井選手のMLB選手としての価値をよく知っている人がテレム氏であり、松井選手の個性を知り尽くしているのが監督さんのマッティングリーさん…。そして、「守備の練習」をしている事実…。

ドジャース・松井秀喜選手の誕生…、あり得る、と読んだ。
この時期でも、悠然と構えているその理由が、ここにあるのではなかろうか…。

ドジャースなら、東と比べて季候もいいし、松井選手は完全に復活できる環境ではないか。そして、ボクの贅沢で、「ドでかい夢」が実現する。そうです、シスコのあの若きエース・ティム投手とガチンコ勝負が次々と見られるのです!

そうなったらMLBファンたちよ、どっちを応援します? 複雑な心境でしょう。ティムからライトスタンドへ放物線を描く「アレ」が何本見られるか…そう思うだけでも、この際「ドジャース・松井選手」って期待しちゃあいけませんか…ねぇ。

マッティングリーさんは82年から95年、14年間もヤンキースに在籍したけれど「優勝経験ゼロ」なのです。「ヤンキース冬の時代」の選手でしたから。往年のMLBファンは、マッティングリーさんに「優勝」を味あわせたいと願っている。それに一役かって、松井選手がそんな役回りになったとしたら、ですよ。これはもう「ノモ伝説」を遥かに超える「ゴジ伝説」とでもいいますか、これ以上の「伝説」はなくなりますよ。09年の騒ぎではすまされない…。映画のネタにもなるだろし…、大騒ぎでしょう。

…と、バカな「夢」を書いてみました。


(写真素材はMLBサイト。コラージュは自作壁紙から)
…NY152…
by mlb5533 | 2012-01-29 02:32 | 第九章