ロイヤルズ完勝して3勝3敗 いよいよ明日!

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とにかく、ホッとしました…。
4,5戦ともロイヤルズは全くいいところなし。相手ジャイアンツの投手に翻弄されて、高めのボール球に手を出したり、外角の球を追いかけたりと、「なんでそんなことに…」ボクみたいな素人にもわかる失敗を積み上げていきました…。

第4戦は、
11-4

第5戦では、
5-0
の、初めての完封負け

と、ほとんどロイヤルズファンには冷え込んだ2試合が続きました。
もしかしたら、やっぱり伝統の差が…とか、なんとか負け越してしまった理由を探して自分なりに納得したかった。


そして、崖っぷちの今日の試合。個人的には、月一度の病院での治療の日。なんでこんな大事な日に病院なんだと、自分に文句を言っても仕方ないですが…。録画をセットして病院に。すると、担当先生が急用(緊急のオペ…)で、「本日は治療なし、来週になりました」との看護婦さんからの報告。

「やったあ!」

すぐさまアパートに逆戻り。BS放送に釘付けです。

地元球場はロイヤルブルーで一色。
2回裏のロイヤルズ打線を「ナマ」で見られたのは、ラッキーでした。
いきなり、興奮したのは1死満塁の舞台で青木選手の登場、打席が回ってきました。
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ワールドシリーズになってからは、ノーヒットで、いいところがありません。祈る思い、とはまさにこのこと、「頼むぞ! 青木ッ!」
と、一人でテレビに向かってつぶやいてしまいました…。

粘る…まだ粘る…バットを振るたびに、打球は跳ね上がります。そして、あの待ちに待っていた「青木打法」が遂に開打! 左打ちの青木選手から振り抜くバットに当てた打球は、3塁線方向に飛んでいきました。ボクはこの瞬間、テレビ画面がパンしなくても、すでにヒットと感じて、
「やったぁ…」と、声を上げました。
ようやく、安打が出ました。しかも、貴重な追加点となる2点目をたたき出しました。この安打でホッとしました。

アオキ選手の安打で、ジャイアンツの先発投手・ピービ投手は早々と降板。ペティット投手にリリーフ。

さてさて。
実はボク、100%心の底から真実ロイヤルズを応援しているのか、と問われると、「はい」とは言い切れません。松井選手がいなくなったいま、やっぱりボクは、ポージー選手の活躍から目が離せませんし、リンスカム投手の動向も気になりますから、ジャイアンツを応援してしまいます。ドジャースは監督さんが気にはなっていますが、ジャイアンツの動向の方がやはり気がかりです…。
2011年にあれだけの重傷をしたのに、翌年克服して正捕手に復活したポージー選手は昨年FAになりましたが、ジャイアンツと9年総額9億6700万ドルで契約を更新しています。これでわかるように、ポージー選手はヤンキースに例えると、あの「ジーター選手」的存在なのです。ニューヨークのカフェやピザ屋さんに入ると、必ずジーダー選手の名前が聞こえてくるように、シスコではポージー選手の名前が聞かれると思いますよ。ボクは個人的に、ロスよりもシスコの方が住みやすく、ボクの生活ぶりとあっていると感じていますが…。まあ、どうしてもアメリカ太平洋側で生活するなら、ボクはシアトルかシスコにします。それほどボクにとって、ニューヨークとサンフランシスコは想い出多き都会です。おっと、もちろんシアトルも生活しやすいですよ。

個人的すぎました、ポージー選手に話を戻します。

この試合でボクには、たったひとつの「謎」がありました。
それは、3回のジャイアンツの攻撃です。
実はロイヤルズの先発投手は2年目のルーキー・ベンチェラ投手。
なんだか落ち着きません。7点を先制しているのに、制球が安定しないのです。3連続四球で、1死満塁の大ピンチを自分で作ってしまったのです。
打席にはポージー選手です。ロイヤルズファンだけでなく、誰が見ても、「ここは1点ですめば御の字だ…」と、思って見ていたに違いないでしょう。

しかし…。
ここがこの試合でのボクの「謎」なのです。

どうなったか…。
ポージー選手はなんと初球に手を出して、ゲッツー、3アウト!
大ピンチだったルーキー・ベンチェラ投手を助ける形になりました。あれだけベースボールを知っている選手がなぜあっさりと「初球」に手を出したのか…。ストライクが入らないベンチェラ投手の投球をじっくりと待ってもよかったのでは…と。

試合結果は、
10-0
と、ロイヤルズの鬱憤を晴らした試合展開でしたが、もし、3回満塁でのポージー選手が得点していたとしたら、このような一方的試合にはならなかったかも…と。

逆に言えば、2回のロイヤルズの1死満塁の場面で、青木選手がゲッツーで倒れてしまったら…と、この試合では、青木選手とポージー選手を比べざるを得ませんでした…。
「青木打法」を久々に魅せてくれた青木選手と、この試合でのポージー選手の打撃は違っていましたね。
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ただし、です。
捕手でのポージー選手は健在でしたぞ。

5回のロイヤルズの攻撃でした。
エスコバー選手が2塁打しました。1塁にいたインファンテ選手が3塁コーチを振り切って、ホームにスライディング。1点を加点しました。
あのときのポージー捕手の守り方なのです。

やってくれましたね、「ポージーポジション」を披露してくれました。あの「守り方」は、MLB全チームの捕手では、ポージー捕手ただひとりがなしうるホーム(我が家)の「守り方」です。

彼は2011年、スライディングを阻止して選手生命が危うくなるほどの大けがをしました。その経験からでしょうが、彼は病院でずいぶん考えたようです。ホームに走り込んでくる走者をどのように阻止するか…と。そのとき大概の捕手がする姿勢は、ホームベースを両足で囲んで深く腰を沈めた姿勢を取りますね。ホームベースが見づらくなるほど、捕手は自分のおしりの下にホームベースを隠すようにして、スライディングを阻止しています。

でも、ポージー捕手だけは違っています。
ホームベースの前に体を出してしまうのです。立って送球を取ったり、腰を下ろして捕球したりしますが、ホームベースは誰の目にもよく見えます。「ガラ空き状態」にするのです。ポージー捕手の体がベースから離れて、前に出ているから、走者はホームベースめがけて一直線で走り込んでこられます…。

実は、ここにポージー捕手ならではの「罠」が隠されているのです。
スライディングしてきても、走者と捕手が激突して怪我をすることはまずない。でも、ポージー捕手は仰向けに寝そべったまま、走者を見なくても左手をホームベースよりに素早くタッチ、実に簡単な動作で走者を「我が家」に入れることなく、仕留めることができます。2012年のワールドシリーズでは、再三の「ポージーポジション」で相手チーム・タイガースはやられていました。ポージー捕手はあの年絶好調で、4連勝に貢献しましたね。
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ボクはこのプレーを始めて見たとき、感動しました。あの大怪我から立ち直ったポージー捕手が自分なりに考えた安全かつ合理的なホームベースの守り方…。長い闘病生活から考えたのだろうなあ…と。生き生きしたポージー選手にのプレーに、ボクは爽やかささえ感じてしまいます。
ボクが勝手に名付けて、「ポージーポジション」と、言ってます。
もし、よかったら皆様もポージー捕手の守り方にも、注目してBS放送を楽しんで欲しいです。
ただ、今日の試合では彼のいいところはなかったです。解説者の田口壮さんも言っておられましたが、「脳しんとうがあったかも…」と。確かに今日の試合では元気がなかった。明日はMLBファンにとっても、MLB選手にしても最終戦です。万全の体調で試合に臨んでほしいです。

先発は、第3戦と同じく、ガスリー投手とハドソン投手のベテラン投手対決てす。
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さあ、どうあれ今季MLBの最終戦です。
見所満載の第7戦になりました。

青木選手が復活したのです。ポージー選手も明日は元気になって、いつもの捕手の姿に戻ってほしいです。
両軍ともに、5分5分の体力で、様々なパフォーマンスを披露し合ってすばらしい試合をして欲しい…。

さあ、皆様明日、ですね。
そう、明日、です!


…NY152…
by mlb5533 | 2014-10-30 05:34 | 第二部