拝啓 松井秀喜選手様 …「宿題」です

f0012316_21192085.jpgオープン戦でのご活躍、頼もしく感じております。

持病に加えて、今年は古傷の左膝がまた悪化しているとのこと。完治してない状態と聞いておりますが、笑顔を忘れずにボク達へのファンサービスを続けている松井選手の姿に常々感心いたします。


貴君はいまアメリカの一部のメディアから、「聞きたくない」ような記事や、こころにもない「比較論」などが耳に入っているのではないか、と。そのことで、もし、ボク達ファンに対して、いぶかしい気持ちになってはいないかと心配になりました。

松井選手の「夢」を一緒に追いかけるひとりの人間として、ボクは少なくても貴君の選択を指示します。貴君の置かれている立場をボクは理解できます。いや、この「理解」は決してボクひとりではないと思います。
貴君の活躍を通して知る貴君の人柄と、プロとしての技術向上の励む姿と、熱心さはまさしく日本の文化の伝統的理性すら感じ取れます…。

貴君を指示する多くの人たちは、そのことを知っています。そして、貴君自身がWBC出場辞退を選択したらその後どうなるかも、覚悟していたはずですが、そのこともまた貴君同様ボク達も承知の上でした。誹謗と中傷、批難の声も上がると言うことを…。

                    永遠の瞬間 「満塁ホームラン!」
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そんな雑音を覚悟してまでも貴君は自分の「夢」を大切にしていました。
貴君の「夢」は、本来WBCの「夢」に他なりません。同等であり同質であって、ベースボール&野球を愛する人たちの共通した「夢」であったはずです。いや、そうでなければWBCの存在理由がありません。貴君はじめMLBの選手達の中で、辞退と出場の選択はどちらの回答であっても、その「夢」からはずれるものではない、ということです。善悪ではありません。正しいとか不正でもないのです。
ベースボール&野球のすばらしさを伝えたい…との「夢」は貴君個人もWBCという団体も、そして全世界の各球団チームの選手達に共通した「夢」だから、です。

「夢のヒモ理論」とでも言いましょうか… 共鳴し合っている「夢たち」の輪、でいいのです。

ただ、一方で、これは現実的なことですが、貴君へのメディアによる報じ方は昨年とは異質になるような気がしています。おそらく、今期は貴君にとってアメリカのメディア特有の「比較論」や「弱者の理論」で見られることが多くなるかもしれません。そして、松井選手を支持しているボク達にも、聞きたくないような、見たくないような記事に出逢うことになるかもしれない。
しかし、貴君はどんな環境にあってもボクと分かち合ったあの「夢」を追い続けてください。
そのプレーを見せてください。
トーリ監督とガッチリと握手してください、「夢のグランド」で…。
チームの仲間たちと、ガッチリと!
そして、「リング」の輝きをこの日本に持ち帰ってきてください…

これは個人的な感想ですが、ボクは貴君がピンストライプのユニフォームを着ている以上、ジータ選手やA.ロッド選手、バーニー選手達と敵味方に分かれて戦う姿なんて見たくもありませんでした。大儀がなんであれ、です。もし、ボクの尊敬するムッシーナ投手がUSA代表で出場していたとして、その時松井選手が打席に立ったらいったいどっちを応援すればいいのですか? ボクにとっては、笑い事ではありません。そんな対戦なんて、考えたくもありませんでした。
美しくない、ですよ! そんなこと。

貴君は「ワールドシリーズ出場チーム」の最右翼に位置しているチームの一員です。そのチームの中でたったひとりの日本人。これが貴君の立場でしたね。だから、WBC出場辞退の選択は、当然、なのです。貴君の日頃の健闘を知る人たちにとって、そして貴君の立場を理解できる人たちにとって、今回の「我慢の選択」こそ、貴君らしい潔さだと言うことを知っています。貴君の輝きは永久に続くものであって、決してそれを失うことはありません。

      松井選手の初ヒット!
f0012316_21313996.jpgさてさて、松井秀喜選手様。

今シーズンの宿題があります。
1.打率.310以上にすること。
2.打点130以上にしなさい。
3.9月中旬にシャンパンかけ!
以上の問題に正しく回答しないさい。期間は、今期9月末とします。

そして、10月の宿題は、
1.「夢」を「現実」にすること!
2.マッティングリーコーチとガッチリ握手!
3.チームメイト全員とシャンパンかけ、3回!
そのためには、10月だけで
1.打率.340
2.打点25以上

以上の出題に正しく回答を提出しなさい。回答の期限は今年10月1日から10月末日とします。
ボクは貴君がこの宿題すべてに回答し、満点で今期を終了すると、「夢」見ております…
まだまだ花粉が舞い散る季節、くれぐれもお体にはご自愛下さい。


…もう、間もなく、「夢」の舞台の幕が上がります、ね、皆様。
松井秀喜選手の今期の活躍と我がYankeesの栄光の復活ために、彼らの「夢」を一緒に応援してあげましょう。
ベースボール&野球をこよなく愛する人たち…。

…NY152…
by mlb5533 | 2006-03-23 21:09 | 第一章