日本のスポーツメディアって?

大リーグのペナントレースは終わった…。
シーズン最後まで楽しませてくれた各チームとまた半年間のお別れだ。
もうしばらく待てば、個人記録がメディアから発表されることだろう。これもまた、楽しみだ。
特に「新人王」は、両リーグともとくに気がかり。果たして、日本人プレーヤーが獲得できるか、注目している…。

大リーグとは別の話になってしまうが、日本のスポーツメディアが最近ボクには腑に落ちない。
昨日、中日阪神戦の中継をしているものとばかり思ってチャンネルを切り替えて探してみたら、そんな番組はどこにもなかった。それどころか、あの「東京G」の中継すらしていなかった。いくらチームが低迷しているとは言え、ずいぶん露骨だなあ、と思った。
これでは、日本では野球は商売にならない、とでも言いたげである。
もしそうだったとしたら、メディアの貧しさを感じる。なんでもかんでも、お金が優先、なのか…と。
まさか、「売れる/売れない」が番組制作の基本ではあるまい。ニュース性、話題性は無視するのだろうか。
中日阪神戦は、野球ファンなら注目のカードだ。御贔屓筋のチームが云々、というようなことではない。大詰めを迎えたペナントレースの最後のドラマをナマで見たいとボクたち野球ファンは思っているのに…。最後まで泥だらけになってペナントを競う男たちの真剣勝負は、見るボクたちは手に汗して観戦する。いや、そんな観戦をしたいのがファンなのだ。それをさせない日本のスポーツメディア。
なぜだろう?
なんだか背筋が寒々しい。こんなことを続けていたら、日本ではプロ野球が育たなくなるような気がする。ますます野球ファンは減るだろうし、子供たちもベースボールの楽しさを知らなくなり、野球全体が育たない…。そして、各チームの選手たちも日本野球から離れ、大リーグを目指すことになってしまうのではなかろうか。プロを目指すなら始めから大リーグ、という世代がもう出てきてしまう気がするのだが…。それとも、日本プロ野球は大リーグの「2Aリーグ」「3Aリーグ」扱いされてもいいのだろうか、とさえ心配になってしまう。

a0094890_4223852.gifそう言えば、昨日だった。
NL西地区のドジャースが勝って、「10月」に駒を進めた。日本で言う胴上げ投手はなんとなんと、36歳の新人ストッパー斎藤隆投手だ。ドジャース新人ストッパーの球団新記録22セーブを自ら更新して24セーブ。
1992年 ドラフト1位で横浜大洋ホエールズに入団。
2001年 ストッパーに転向。この年7勝1敗27S、防御率1.67の成績を挙げた。

そして今年、エリック・ガニエの故障、他投手の不調によりクローザーに昇格してのこの記録だ。
ドジャース球団は笑いが止まらないはず。昨日まで斎藤投手は、 スライダーを武器に107奪三振。

まさに、お見事! 

こういう日本選手が活躍しているというのに、なぜ日本は日本のプロ野球をあたかも芸能番組と同様な味付けにしてしまうのだろうか…。選手たちはプロ野球人であって、芸能人ではないのに。

ドジャースは今年途中からタンパからルーゴ選手を獲得した。ルーゴ選手もドジャースで「優勝」のよろこびを分かちあっている。そして、ガルシアパーラ選手だ。膝の故障を克服して、遂に「10月決戦」に出場が決定した。なんでも斎藤投手とはだいぶ仲がいいとのこと。米国西地区、特にカリフォルニアはボク個人としては、苦手な土地柄だ。男同士で平気で抱きついたりするし…で。あれだけは、勘弁してもらっている。映画「ダイハード」でブルースウィスルが飛行場で言う台詞で、大笑いしてしまった。

さて、10月。
泣いても笑っても、今年のベースボールは終わってしまう。
ヤンキースの対戦相手が気になるが…。どんなドラマを見せてくれるのだろう。
緊張と期待でますますボクの「夢」は大きく、大きくふくらんでいく…。
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(コラージュは筆者/Yahoo!sportsサイトより)
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by mlb5533 | 2006-10-02 06:05 | 第一章