夢のまた「夢」…

米国時間で8月18日は、ボクにとっては長く待ち続けた日でもあります。
「ボストンとの5連戦の初日」だから。

ボクは、心のどこかで「松井選手の復活」を期待していました。各スポーツ紙やサイトでは「まだ、無理」「今季は不可能」「無理させない」等々、散々報道されている記事には目を通してはいました。
事実は承知の上です。でも、それでもやっぱりボクは…心の中で「松井選手の打撃を、18日には復活して欲しい」と叫び続けていたというのが、正直な気持ちです…。
誰だってわかっているように、泣いても笑っても、この5連戦で今季の東地区優勝の行方はほぼ決まるってことなのですから。だからこそ、ボクは松井選手の復活を…あきらめきれなかった、です。
彼にはこの5連戦、グランドにいて欲しかった。

夢のまた「夢」…_a0094890_4532780.gifBS中継で映し出された松井選手の姿を見たときは、はっきり言って「悔しかった」です。
ベンチの隅に立って、戦況を眺めている松井選手が、ボクには痛々しかった…。
「出たかったんだろうな…きっと」
そう思うと、我慢できなくなって、なんだか分かんないけど、自然に熱いものが頬を伝わっていきました…。
「やっぱり、か」と。

今日までの結果は
NYY12-4BOS
NYY14-11BOS
NYY13-5BOS

その差は、4.5ゲームに開いています。明日は、ムッシーナ投手とシリング投手の投手戦でしょうが、いまのボストンは怪我をして欠場している主力選手が多すぎて、ボストンらしくない。
先日の8日から10日、ボストンがカンサスに3連敗したことを覚えている読者も多いと思いますが、ボクはあの3連戦でボストンは「ヤバイ」と思っていました。元ヤンキースのウェルス投手だけがなんとか凌いでいますが、投手力は正直言って「ヤバイ」です。打線だってオルティーズ選手とラミネス選手だけをマークしていれば、相手チームからは、なんとかなる勝てるチームになってしまっています。
8月に入って18試合で、6勝12敗。この結果もボクには「悔しい」です。
ボストンは絶対に強いチームでいて欲しいのです。ヤンキースの宿敵で居続けて欲しいのです。個人的には、オルティーズ選手の大ファンでもありますが、それは「ボストンがボストンでいる」という絶対条件を満たしてのこと。
誰でもがわかっているように、もし、この5連戦でNYYに4勝1敗されたら、ボストンはヤバイ。
9月15日から17日の3日間、4連戦が残っているというけれど明らかにNYY絶対有利、の立場になってしまいます。ヤンキース大ファンのボクがこんなことを言うのは、おかしな話ですが「ボストンに頑張って欲しい」です。

ヤンキースは12年間、「HOT OCTOBER !」のPLAY-OFFに進出しているチームです。誇り高いチームです。ボストンも、同様です。両チームの試合は決して、大差であって欲しくない。ハラハラ、ドキドキさせる緊張した試合をボクに見せて欲しいのです…


少しだけ仕事から解放されて、久々に書きましたが、なにを書きたかったのか…。
とにかく、明日の試合はお互いにエース投手の投げ合いなので、緊張した試合になるはずです。
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…NY152…
by mlb5533 | 2006-08-21 00:05 | 第二章