カノー君を紹介します!

カノー君のこと。
Robinson Canó君は、ドミニカ共和国で1982年に生まれました。
松井選手より8歳年下です。
大投手のP・マルティネス(メッツ)に、若くして将来を有望視されているD・カブレラ(オリオールズ)投手など、ドミニカ共和国出身選手はたくさんいます。
内野手はこの人、D・オルティス(レッドソックス) M・テハダ(オリオールズ) A・ソリアーノ(ナショナルズに移籍)そして、本塁打王S・ソーサ(前オリオールズ)に V・ディアス (メッツ) J・エンカーナシオン( カージナルス)など、たくさんの選手がいます。

で、ドミニカ共和国の選手たちは、カノー君のふるまい方に代表されるとおり、大体が「シャイ」な性格です。
ねッ、ソリアーノ君もいたでしょ。P・マルティネス様は別格というより、まあ、ああいうお人もおられますが…。D・オルティスにしても、S・ソーサにしてもおとなしい人柄です。で、子供が好き、というお国柄でもあります。

尊敬するリベラ投手と(彼の自慢の写真です)
a0094890_16361389.jpgRobinson Canó君は、2塁手。
右投げ左打ち です。
そうなんですよ、松井秀喜選手とおんなじなんです、彼は。なので、カノー君は松井選手の真似をしたがります。とくにその傾向を感じるのが、松井選手がバッティングゲージに入ってから、です。一番観察しているのは、トーリ監督でもなく、マッティングリーコーチでもなく、静かに静かに、カノー君は松井選手のスイングを見守っています。
今度皆様の中で、Yankeestadiumに行かれることがあったら、是非彼らの打撃練習も見ていてください。カノー君が、松井先輩のスイングをじっと見守っている姿を見ることになるでしょうから…。
とうやら、そのことを松井選手も知っているようですよ。カノー君がホームランを打つと、ベンチでわざとらしく驚くのが松井選手だし、ポカプレーをすると、「もぅ~~ あいつぅ」って、兄貴のようにガックシしているのも松井選手です。この表情はふたりの親しさ、の現れ、ですね。
慕っていると言えば、クロスビー君も松井選手を慕っています。彼は外野手で、2004年にNYYに入団。大先輩のウィリアムス様やシェフィールド様、そして松井選手がお疲れの場合、その代役一番手として外野の守備につきます。チビ君ですが、かなりのガッツマン。昨年のプレーオフで逆転ホーマーを打って、ジータ様やA.ロッド様から手厚い祝福を受けましたが、ベンチに戻ったとき、松井選手が彼に飲み物を手渡しました。すると、照れくさそうにペコッお辞儀をしたのがユーモラスでしたね。

カノー君は去年ヤンキースに入団しました。もちろん、ヤンキースが彼にとって初めてのチーム。
で、その成績なんだけど…
まずは、打率を見ていただきたいのですよぉ。

ヤンキースの中で昨年のチーム首位打者から紹介すると…
 1.A.ロッド様 .321
 2.ジータ様 .309
 3.松井選手 .305
次がなんと
 4.★カノー君 .297
 5.シェフィールド様 .291
 6.元気印ジョンビ様 .271
となり、堂々の新人王候補でした…。が、しかし、いかんせん、ホラ、例のポカがあるから…。守備が、いまいち。走塁もトーリ監督以下チームメイトからも、もちろんNYYのファンたちからも「あッらぁ~~~」ってことしてくれるし、で。従って、アメリカのマスコミ関係者はあんまり彼を取材しません。で、新人王は…ダメでした、ハイ。
しかし、です。なんとも摩訶不思議なことなんですが、NYッ子のなかでも「カノー、行け!」って声援してくれるのですよ。かつてのソリアーノ現象とでも言いますか…判官贔屓とでも言いましょうか…けっこう彼に期待してる観客プロは多いのであります。
その昔、ディマジオ様が晩年になった頃に、若い選手でミッキー マントル君が入団。その当時もミッキーはポケも目立ったけど、幼い顔が受けて人気を得て、やがては大打者になっちゃったし…。

ミッキー様とカノー君は、バッティングが違いますよ。力と小技ほどの違いがありますから。カノー君にミッキー先輩みたいに…なんて希望はもっても無駄です。それよりも、打率を上げることです、彼は。そして、「ポカ」を一掃すること! そしたら、本物の大リーガーになれる! もしかしたら、今年「オールスター」に選ばれるかもしれない…いやいや、ホントですって。それほどの資質を隠している選手ですよ、彼って。

まあ、ムラ打ちがあるから…。全然タコって日が、次の日はバカ当たり、なんてことが多かったので、アベレージヒッターになるためには、その辺も克服しないと。

さてさて。
明日の試合にカノー君は出場するでしょうから。期待してあげましょう!

…NY152…
by mlb5533 | 2006-03-07 05:04 | 第二章