.300の打者

んーー、次第に「勝負」のシーンが増えてきました。
開幕直前…という緊迫したムードを感じます。
それぞれの選手が、それぞれの方法で自己チェックをして最終段階のオープン戦を戦っているようです。

その中で、松井選手の今日の打撃で、こんな記事を見つけました。
サンスポサイトの記事です。

紹介しておきます。


また左に強い打球が飛んだ。四回一死二塁、松井秀が初球、外寄りの速球を左前に打ち返した。「甘いボールでした」と言いながらも「逆方向にいい打撃ができた」とも。ここ5試合で4本目となる左への安打は先制打でもあった。
さほど甘いと思えない球を「甘い」と言い切るのは、打席で本人の目に甘く映っているということか。二回も「内容は良かった」という大きな左飛だった。
それでも、六回は外角速球を決められて空振り三振。八回は外角の変化球をカットし損ねて再び空振り三振と、外角攻めとの戦いは続く。

この記事の見出しは
「外角攻めと戦う松井秀」
です。「外角の球を強く叩く」のは、松井選手が大リーグに移籍した後の最大の課題でした。著書「不動心」にもこのことが詳しく述べられていましたね。
どうやら、今季この記事が報じているように、例年に比べて「外角球」に対する彼のモヤモヤ感は薄らいでいるかのようです。それは、結果が示しているから。しかし、これだけ相手チームの投手が対松井選手に、外角球をほうるのは過去いかにその球でやられてきたか、という証明でもありますね。

ここはひとつ、松井選手。なんとしても、はじき返してください。そして、その打撃をシーズン中、ボクに見せてください。ここ太平洋の反対側からボクはデッカイ声で声援し続けますから。
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ボク、思うんですね。
MLBの選手たちが乗っているサイトを眺めるたびに思います。打率、です。そして、打点。
松井選手の打点の記録は、誇らしい。打順が6番に下がっていても、5番を打っているときも…そして、今日のように4番でも、3年連続100打点以上をマークしている。松井選手は本物の大リーガーの証明がこの記録を見れば誰にも分かります…。

で、これはボクの、ホントの個人的希望なのですが、大リーグにいて「松井選手は3割打者」でいて欲しいのですよ。
昨年、ボクは心の底から悔しい思いをしました。松井選手が復活したときは、会社をズル休みしてまでも、テレビ観戦に釘付けになったほどでしたから。うれしくて、うれしくて…。まるで、大学に合格した時みたいな気分でした。でも、シーズン中は…。

さてさて。この「3割打者」でいる為には、どうしてもボクはあの「外角球を強く叩く」打撃を相手投手に見せつけないとダメだと思っています。

がんばってください。
松井選手が来年、このサイトに記録が載るとき、絶対にボクは、
「Career」「AVG」が、「300」以上になっているとの希望を捨てません…。
オープン戦での活躍、いつもワクワクして見させて頂いています。
そして、「外の球」を強く叩く瞬間の快音が最近増加して、頼もしくも感じます。

がんばってください。
そして、今年…2000年以後失っているヤンキースの「輝き」を取り戻してください。

がんばってください。
多くの人々が松井選手の活躍を応援し続けておりますから…。


…NY152…
by mlb5533 | 2007-03-24 14:40 | 第四章