「Wild Card Standings」

9月に入った。

いつものことだが…
この時期になってくると、やっぱり気になってくるのが「Wild Card Standings」(ワイルドカード順位表)だ。

今季のAmerican League(以後ALと書く)は、中地区のデトロイトがシーズン当初から順調に勝ち数を増やして1位の座から降りることがなかった。2位になっていたシカゴホワイトソックスの奮闘ぶりが、AL戦をボクには面白くさせてくれた。しかし、いま、昨年同様またしてもミネソタツインズが急上昇してきた。というより、シカゴの負け数が増えてきた。
現在、ALの中地区はミネソタがシカゴを0.5ゲーム差で上に立っている…。

しかし、だ。ボストンは今日、バリテック捕手が戻ってきて、ペナ選手の劇的な本塁打で対シカゴにサヨナラ勝ちをしたものの最近の10試合では3勝7敗と元気がない状態が続く。「Wild Card Standings」でも、3位とはいえ、2位シカゴに6ゲームの大差をつけられてしまった。

MLBサイトでは、NYYにマジックが記入された。20、という数だった。現在はその数字が「17」になっている。西地区のオークランドアスレチックは「19」だが、中地区のデトロイトにはまだその数字が記入されていない。シカゴがどう追い上げてくるか、ミネソタが昨年の失速を忘れて猛追出来るか…中地区が今、面白くなっている。


さて、一方のNational League(以後NLと書く)は、試合が面白くなってきた。
いろいろな記録が期待できそうだからだ。
東地区の優勝はNYMで決まりだ。優勝マジックによると、あと11。2位のフィラデルフィアフィリーズとのゲーム差は15ゲーム。優勝は時間差だけになったが、フィリーズは我がNYYファンにとってはある意味「恩人のチーム」でもある。有力選手を多数移籍してくれたからだ。
そのフィリーズの大砲が面白くなってきたのだ。本日、ライヤン・ハワード選手が53号の本塁打を打っている。打点も134にのばした。目下、NLの2冠王だ。2004年にデビューして、今季は3シーズン目、27歳の若手選手である。昨年までのハワード選手から、今季これほどの活躍をすると予想できたメディアはいない…いや、誰もいなかったろう。こういう「物語」が毎年ひとつやふたつ生まれるから、大リーグから目を離せないのだ。

a0094890_2322469.gifそして…NLの物語といえば、そう、この人だ。
サンフランシスコジャイアンツのボンズ選手。またしても今日3試合連続の、22号本塁打!通算730号。もの凄い! ハンク・アーロン選手の755本まで、あと25本と迫ってきた。米国のメディアから薬物問題を追求されている中で、これだけ打ってくる… 

記録の話に移れば、まず気懸かりなのはイチロー選手の200安打だが、目下184本。最近、安打数が落ちてきたとはいえ、あと16本だから、これも達成できるだろう。と、簡単に書くが、この記録ももの凄い。

毎シーズン、イチロー選手は「200本安打」を義務づけられた選手になっている。

打って当然、当たり前…と、の評価だ。3割以上の200本安打。これをこなしてしまう彼の力量は大リーガーの中の大リーガーである証だ。2007年、マリナーズとの契約が終わる。
その後、もし、イチロー選手が「マーケットに出る」意向を示したとしたら、一体どこの球団が、どんな値踏みをつけて、どんな契約内容で獲得するのだろうか…。そんなおそろしいことまで、思いめぐらしてしまう。

さて。
最後になったけれど、ボクたちの「松井選手」のことを書く。
手首のテーピングは「まだ必要だろうが」と言ってたそうだが、スタテンアイランドまで行って50スイングして6本の柵越えをした、とのニュースが入っている。途中、交通事故に巻き込まれそうになったとのヒヤリとさせる記事も届いている。6日からの試合が楽しみになってきた。

…NY152…
by mlb5533 | 2006-09-05 16:04 | 第三章