復帰はこの日?

12日!
この日、YankeeStadiumに松井選手のプレーする姿がある!
…と、予想します。なんだか、競馬記者みたいですが。

6日から2Aイースタン・リーグのプレーオフ(5回戦制)に出場する、と聞きました。
もしそうなら、この試合での松井選手の責任は重大です。
162試合の中の1試合ではありません。2Aトレントンの優勝を賭けた大切な試合だということです。

日本のメディアは、2Aトレントンの出場をあたかも松井選手の「個人的な準備段階」のような軽い表現をしていますが、これは誤りです。マイナー=ランク落ちとのニュアンスを感じて、ボクは選手達に失礼です!っていいたくなっちゃったのです、よ。

6日からの試合は、2Aリーグ全選手には、まさに「真剣勝負」です。

大きくなったカノー君の打撃フォーム
a0094890_2326297.gif今季もまた、多くの新人大リーガー達がまた活躍しています。カーディナルスのアンソニー・レイエス投手(24)、ボストンのデビット ポーリー投手やジョン・リスター投手なども注目されていますが、彼らとて、2Aからの昇格です。2Aリーグの全選手は「同じ夢」を抱いて毎試合プレーしています。

だからこそ、「リーグ優勝」はチームへの貢献と自分自身のプレーを発揮できる檜舞台です。人生を賭けて、彼らは戦います。その姿は、大リーグの選手達の「夢」とは違い、もっともっと現実的なのです。
今年の注目選手、カノー君もカブレラ選手も、昨年3Aからの昇格でした。


松井選手は、その試合に出場するのです! 松井選手はわかっています、この試合の大切さと難しさを。むしろ、松井選手の気持ちを察して、162試合の1試合、からの復帰の方が気楽だったのではないか…。 むろん、トーリ監督もマッティングリー打撃コーチも、そんなことは承知です。
失礼ながら、2Aリーグの投手を、なめているのは、他でもない日本のメディアではないでしょうか。
相手チームは本気で勝負してきます、たとえ元怪我人選手とて、です。試合に出場するということは、参加100%の体力と出場するコミットが必要です。でなければ、1Aとて出場なんて出来ません。体を試すだの、調整などはグランドの外で終わっていなければならないのです。

6日からのこのイースタン・リーグのプレーオフ。
ニュージャージーの州都トレントンでは、おそらく満員の観客になることでしょう…松井選手がどれほどの貢献をしてくれるか、を見るために。そして、観客も米国メディアもそんな観点で松井選手の試合ぶりを見つめているはずです。
日本のメディアはスポーツ記事に限らず、最近、少々、言語表現と取材不足を感じます、ボクには…。

a0094890_23261138.gifきっと松井選手にとって、この試合は自分の高校時代の純真さを想い出してのプレーになるでしょう。負けたら明日がない、という緊張感でプレーする周りの選手に混じって…。得点出来たらみんなで拍手して、汗を流して白球を追い求め、ベンチからデカイ声を張り上げて…そんな戦いぶりも、松井選手はきっと、この6日の試合から始まるはずです。


それがいいなぁ、ってボクは思いました…。

…NT152…
by mlb5533 | 2006-09-04 17:46 | 第三章