23日「再開幕日」に思うこと

7日のオリオールズ戦で太ももの裏に肉離れを起こし故障者リスト(DL)に入っていた松井選手が23日のデビルレイズ戦で復帰するようです。確かにあの日は雪が舞い散る寒いグランドでした。
松井選手の打席がまわってきたのに、松井選手が打席に立たない…どうしたんだろう?
あの瞬間、ゾッとしましたが、アナウンサーが「どうやら、太ももを痛めたようです。ただ、さほど心配はないようです」とのこと。「この寒さが原因なんだろう」と、ボクもそのアナウンスを信じて、試合の流れを見ていました。

その後、松井選手は15日間の故障者リスト(DL)入り、との新聞報道にはビックリでした。
「え~~、またかよぉ…」
と、昨年のあのことが蘇って、落ち着きません。その後、トーリ監督さんやコーチたちのコメントが紹介され、大事に至っていないとのことで、ホッとしました。

そうなると、23日が待ち遠しくなります…

ボクたち、松井選手ファンにしてみれば、開幕から僅か5試合で雲隠れされたのですから、正直「開幕」している実感がまだ乏しいです。いや、ボク自身、松井選手が開幕した! …との実感までは至ってません。開幕試合は勝ったけれど、開幕男・松井選手が今季は…地味なスタートだったなあ、なんていう程度のうすボンヤリした開幕戦でした。

で、ボクはここでまた悪い癖が出始めました。23日のデビルレイズ戦のことです。
この日を、「松井秀喜選手の開幕」としよう、と。この頃になれば、ヤンキースタジアムに戻ってもいくらなんでも雪は降らないでしょうから…。さらに、ボク自身の仕事のスケジュールから見て、この週はラク。ラッキーなめぐり逢わせです。じっくりテレビ観戦を楽しめそうです。23日より前週間のボストンでの試合は仕事の都合上、テレビ観戦はできません。例によって「YES」の録画を見ることになりますが、この週なら「生」です。
デッカイ声出して、ひとりこのアパートで応援できます。ラッキーな松井選手の「再開幕日」です。

さて、マッティングリーコーチは松井選手をこう評していました。
「彼は明らかに長距離打者だ。しかし、本塁打だけを狙う打者ではない。試合の展開でどういう打撃が得点につながるかをわかっている。彼のような打者は稀だ。チームには絶対に必要な選手」とコメントしていました。一時期、そう…松井選手がヤンキースに入団して六月頃でした。ボクは松井選手間打撃を見ていて、不愉快になったことがありました。ホームランが出ません…。二塁打ばっかり…。あるいは、一塁側への「進塁犠打」だったり…。
「こんな打撃をするために松井選手は太平洋を渡ったのか!」
と、怒りさえ感じたものでした、あの頃は。
「それでもお前は巨人軍の四番打者か!」
と、本気で松井選手の打撃を疑ったことだってありました。ええ、まだ03年の頃でした。
皆様もあの当時の松井選手の打撃が、巨人軍時代とは大違いだったので、腹立たしく感じた方もおられませんか? ボクも、例外ではなかった。
「大リーグにこびてる、松井選手は!」なんて、ド素人丸出しの文句をテレビに向かってぶつけた日もありました…。お恥ずかしい話ですが、いまではボクにとって、この頃が一番懐かしいです。

しかし…
次第に、…徐々に、ボクも現実のMLBの奥の深さを知り始めていきました。松井選手がどれほど異国の「ベースボール」を知ろうと努力、精進しているか。MLB投手が投げ込む球がどんな球質か…、リベラ投手の「魔球」とは…、変化とは…を、ボクもテレビなどで知り始めていきました。ヤンキース以外の選手たちにも、特に投手陣を中心にMLBの世界を覚えていきました。

長嶋茂雄監督さんが、その昔こんなことを言っていました。
「記憶に残る選手と言われて、たいへん光栄です。それはきっと、ファンの方々がここで打って欲いという場面で運良くヒット出来て、得点になったことが多かったからでしょうね」と。

打点。
チームの勝ちに最もつながるプレー、打点。それがたとえ「外野フライ」であろうとも!
打点王、とはつまり、チームの勝ちに最も貢献した選手、と言うことになります。
松井選手は、皆様もとっくにご承知の通り、03年の大リーグデビューの初年では「106打点」を叩き込んでいます。初年度で、です。
あの派手な満塁本塁打のデビューもさることながら、「進塁打じゃねぇか、そんなのぉ、松井らしくねぇぞ!」とか打点をあげても「ただの外野フライさ」だの「また単打かぁ~」と嘆きたくもなります。特に巨人軍四番打者・松井秀喜選手のあの頃の打撃が目に焼き付いて離れないファンの方々には。
うん、確かにそうでしょう。でも松井選手は現在ヤンキースの選手なのです。ヤンキースを勝ちに導くために「助っ人」ととして太平洋を渡った選手です。

松井秀喜選手の選手としての「使命」は、「打点」なのです!
トーリ監督にして「マツイは打点をあげて欲しい」と明言しています。監督が欲しいのは、チームの勝利。勝利は「打点」で決定します。それがベースボールなのだから。

23日、全世界に散在する松井秀喜選手ファンに申し上げます。
みんなで松井選手の「打点」を期待しようではありませんか。
チャンスに打つ 松井選手の打撃! …を。 
まだ5試合で3打点しかあげていないぞぉ、かっ飛ばせ、チャンスだ!
こんな出遅れがあろうとも是非是非、いや絶対に、松井秀喜選手には今季もまた「100打点」以上の記録を残して欲しいのです。

なぜなら、チームの勝利がそこにあるから…。
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(写真素材はYahoo!sportsより コラージュは筆者)

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by mlb5533 | 2007-04-14 01:49 | 第四章