A・ロッド選手とマッティングリーコーチ

それにしても、打ちまくってくれました。
7回裏、シアトルを相手に一挙8得点と打撃の大爆発でした。

NYY 10-2 SEA

ヤンキースはホームグランドのヤンキースタジアムでは
47勝27敗
と、圧倒的な強さを見せつけてくれます。

なかでも一際目立っているは、A・ロッド選手の活躍です。
東地区の優勝に、ボストンがマジック17を点灯。ヤンキースは危機感が漂う中で、ワイルドカードを横目に見ながら試合運びをしていかなければ「10月決戦」に残れないかもしれない状況。
現在ワイルドカードの首位を行くヤンキースは、2位シアトルには絶対に遅れをとりたくない。いや、一気に突き放したいところ。
そんな緊迫した状況の中で、昨日までシアトルとの3連戦をヤンキースタジアムで戦った。
結果は、2勝1敗。

3試合での総得点は、23得点!
なんと言っても、A・ロッド選手の3本塁打は大きなプレゼントでした。
しかも、昨日の7回裏。1イニング2ホームラン。この大事な試合で見事にやってくれました。
思い出すのは、昨年の「10月」でした…。A・ロッド選手はまったくの不振でホームランどころか安打すら出ませんでした。そんなA・ロッド選手をメディアは厳しく批判しました。
「A・ロッド選手がいると、優勝できない」
とまで書き立てるメディアもありました。挙げ句の果て、ジーター選手との不仲などベースボールとは直接関係ないゴシップまで報じたものでした…。

しかし、今季。A・ロッド選手がもしいなかったとしたら…。そんな想像をしてみると、4、5月の低迷時期はもっと悲惨な結果になっていたと思うし、ここまでの盛り返しもなかったのでないかとさえ思います。A・ロッド選手はジーター選手ほどの人気はありません。ヤンキースファンにとってはやっぱり彼はどこか「外様の選手」なのでしょう。その上、誰もが知っているけれど、彼はMLBの最高年俸選手でもあります。まあ、そんなところから「やって、あたりまえ」なのでしょう。
でも、ボクはA・ロッド選手の「ガキみたいな性分」が、気に入ってるのでございますよ。
あんなにカッコイイ風貌でありながら、言動を見聞きしているとどこか田舎者的だし、プレーも「そんなこと、少年野球でもしないだろう!」なんてことまでやっちゃう。すぐ、人のせいにするし…。A・ロッド選手はどん詰まりの内野ゴロでも一生懸命走る。で、アウトになると、カッカしてヘルメットを放り投げる。
48本もホームランしているけれど、そのたびに「ハシャぎまわる」。いかにも、「ボク、主役!」ってな表情を止めない。このあたりが、田舎者的なのですが、ね。ジーター選手からはいつもいつも、ドツかれっぱなし。それでも、お調子者を止めようとはしないA・ロッド選手。
こういう選手って、ファンの好みがはっきりする。ヤンキースは好きだけど、どうもA・ロッド選手はねぇ…とおっしゃるファンもいる。当然だとボクは思う。ボクもはじめの頃は、彼の態度にはアタマに来たこともあった。しかし、今季からなんだかわからないけど、ボクはA・ロッド選手がやたらに気がかりになった…。昨年のことがあったせいだと思う。「そこまで書かなくても…」と、一種A・ロッド選手に対しての同情さえ湧いてきたものでした。
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A・ロッド選手が本塁打を打つと、ベンチにいるカノー君とカブレラ選手が真っ先にお祭り騒ぎ。アブレイユ選手はA・ロッド選手のホームランよりもふたりのお祭り騒ぎに笑い転げる…。

いまやヤンキースのメンバーでありながら、そしてMLBの最高年俸者でもあるA・ロッド選手だが、彼は「優勝」の味を知らない選手です。MVPになったこともなんどもあるけれど、まだ、一度も「環光」を手にしたことがない。ボクは見たくなったのですよ、A・ロッド選手のその瞬間の姿を…。
ヤンキースという超都会的なチームに、こんなに田舎者的な選手が混じって、これだけの活躍をしている。そのA・ロッド選手がどんな「光」をグランドで放つのか…ボクは見たくなったのですよ。

A・ロッド選手とダブルのが、いまコーチをしているドン マッティングリーさん。彼もあれだけの活躍をしていながら、生涯ヤンキースで活躍していたにもかかわらず「環光」とは無縁の選手でしたね。
往年のNYYファンにはきっと心のどこかで、マッティングリーに「環光」を! と、望んでいるのではないでしょうか…。ボクは往年のファンではないけれど、マッティングリーさんが大好きなので、ボクだって彼が「環光」を獲る瞬間をこの目でみたい。

そして、松井秀喜選手です。
目下膝がだいぶ…、記者たちに質問されても「大丈夫」といつも笑顔で応対している松井選手。
ボクは見たい。とっても、見たい。日本を代表するスラッガーが「環光」を手に輝きを放っているところを、ボクは見たいです。

トーリ監督は、今季自軍のマイナーチームから多数の若き選手を引き上げて来ました。それが、今になって花咲き、実を結ぼうとしているではありませんか。投手をトレードして獲得することをなく、自軍のマイナーから探してきています。若き選手の「夢」に賭けて、この大事な時期を戦っています。
そんな、トーリ監督さんのことをいろいろと言う人たちがいるのを知っています。でもボク、トーリ監督ってやっぱりスゴイ監督さんだと思いますよ。ちょっと、デカイ鼻してる、けど(失礼!)。

さあ、明日から苦手のロードです。なんとかしてくれる…。いや、なんとかして欲しいです。
ボストンは今日もボルチモア相手に逆転勝ちしました。これで東地区優勝のマジックは16になることでしょう。なので、ヤンキースはひたすら勝率を上げること! 「取りこぼし」なんて贅沢な試合運びはできません。
「10月」にもグランドで戦っていてください、我がヤンキースよ…。
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…NY152…
by mlb5533 | 2007-09-07 11:58 | 第四章