ジーター選手とトーリ監督

ダメかもしれない…
そう思ったのは、9回裏。リベラ投手が打ち込まれて、NYY 4-3 BOSになり、ベドロイア選手に四球を与えた時だった。これで、ツーダン満塁になった。
次の打者は3番・オルティーズ選手。ボストンの強打者№1の打者だ…。

ボストンとの今季最後の直接対決で心残りだったのは、松井秀喜選手の姿がなかったことだった。
休養とアナウンスされていたが、こんな大事な試合に松井選手が先発から消えていたことで、ボクは彼の膝の調子がただものではないな、と予感する。最近の調子も一向に上向きになってこないのが、気懸かりだった…。

NYYの攻撃も、単調だった。4回までの安打は2本。昨日の大敗が響いているのだろうか。
5回、先頭打者のカノー君がホームランした。
ようやく1得点で、同点にしたが、その後はまた7回まで三者凡退。試合の流れが益々単調になってきた…。

そして、8回だった。
1ダンで、ミンケービッチ選手がヒットで出塁した途端、ベンチが動いた。
代打・ジョンビ選手だった。ヒットして、2,3塁になる。デーモン選手が倒れて、ジーター選手。
ここで1本でなければ、また昨日の二の舞になってしまうだろう点と、ボクは思ってジーター選手の打撃に期待した…。

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出た! 特大の3ランホームランだった。クリーンモンスターの遙か上段にまで届く大飛球だ。
昨日、ジーター選手のホームラン得点だけしか得点できなかったNYY。そして、この試合でも結局このジーター選手が打ってくれた! 
彼はチームメイトが本塁打すると、ベンチの出入り口に陣取って、ホームランを打った選手の頭をたたく。
まあ、ジーター選手の儀式、という訳だがこのときの彼の笑顔がその試合の「意味」を込めている。ドラマチックな場面で打てば、その笑顔は少々オーバーぎみ。大事な得点では、きりりと口元を締めて…。
しかし、自分が打ったこの日のホームランで、ジーター選手にほほえみはなかった。真剣な音地この顔が張り付いたままだった。8回、スコアは、

NYY 4-1 BOS

だが、ジーター選手には勝利の「安全圏」とは見ていなかったのだろう。
続く打者、アブレイユ選手が2塁打した。畳み掛ける。さあ、A・ロッド選手、もう1本打ってくれればしよう利は「安全圏」に近づく。しかし、この8回はジーター選手のホームラン得点にとどまった。

8回裏、ボストンはローエル選手のソロホームランが飛び出す。

NYY 4-2 BOS

9回、本来の先発メンバーならここは松井選手の打順だが、この試合には出場していない…。
ボストンはガニエ投手に。三者凡退。

そして、あの九回裏。
リベラ投手は、
NYY 4-3 BOS
と追い込まれ、満塁でオルティーズ選手と対戦した。結局、内野フライが上がって、捕球したのはジーター選手だった。
ジーター選手は適地でありながら、捕球した後ガッツポーズ! 「やったぁ!」、である。

ジーター選手のホームランが決勝点になった。
この3試合、ホームランを打ったジーター選手の活躍以外にも印象に残った選手がいた。
ミンケービッチ選手だ。きわどいプレーでなんども自軍を助けてくれた。1塁手として、最高のプレーを見せつけてくれた…。

もうひとり、トーリ監督だ。
目下、中継ぎ投手の柱はチェンバレン投手。彼の起用にトーリ監督の勝負師魂を感じるし、ジヨンビ選手を温存しておき、その時が来るとさッと動く。
クレメンス投手対シリング投手の投げ合いでありながら、ポサーダ捕手をDHにまわして、モリーナ捕手を先発に。そして、4-1とリードした途端、ポサーダ選手を捕手へ戻している…。
この采配がボクには凄く印象に残った。
結局、ボストンとは2勝1敗だったが、辛うじてまだ「夢」は消えずに残っている。「夢」を残してくれたのは、ジーター選手の活躍が目立ったが、やっぱりこの人、トーリ監督の采配ではなかろうか。

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…NY152…
by mlb5533 | 2007-09-19 02:34 | 第四章