今季最大の山場! トロント4連戦へ

昨日の試合を勝ちに導いたのは、松井選手の25号ソロホームランでした。

今日はボストンも試合がありません。緊張した日々の、休息日ですね。
1.5G差に急接近したNYY。ボストンの優勝マジックは「9」のままここ数日間、まったく減ることがありません。ボストンは残り試合「9」なので、数字上から見たら、あとひとつ負けてNYYが勝利してしまうとマジックは消えてしまいます。
明日からNYYの対戦相手は、トロント。一昨日まで、ボストンを3連覇したチームとの対戦が待っています。トロントは優勝戦線もプレーオフからもすでにチャンスは無くなっているチームですが、ボストンとの3連戦を見る限り、自軍のプライドを捨ててはいません。ガッツあるチーム。ボルチモアとはひと味もふた味も違ったチームですから、本気でぶつかっていかないと…。NYYは今までの努力が明日からの4連戦で実を結ぶかどうか、今季最大の山場です。ヤンキースの先発投手は、19勝を狙う王建民投手。先日は、ボストンのベケット投手と投げ合いましたが、調子があがらず負けてしまいましたから、ここでなんとしてもいい投球を期待しています。

一方のボストンの対戦相手は、タンパベイです。ボストンには11勝2敗の「お客様」です。しかも、第1戦は目下絶好調の19勝投手のベケット投手。メディアの予想では、ここで彼は20勝が決まる、とのことです…。2戦目が14勝の松坂投手、3戦目は16勝のウィクフールド投手と、ズラリと3本柱を揃えて、ひとつも落とさないぞ、という気迫が伝わってきます…。おそらくボストンは、3連勝を計算しているはず。そして、NYYの4連戦の結果を見ながら試合運びをしていくことでしょう。まだすこし、ボストンはNYYよりもゆとりがあります。しかし…NYYはゆとりなど、微塵もありません。
この試合を獲る、しかありません。ボストンとNYYは、この連戦が終わったら試合数が並びます。残り試合がお互いに「6」です。

両チームの対戦相手のチームを見れば、ボストンが圧倒的に有利。でも、ベースボールは予想通りに運びません。どんなドラマが待っているのか…。

さあ、松井選手の調子があがってきましたぞ。トロントとの4連戦のカギを握っているのは、松井選手のバットです。そして、A・ロッド選手のあの「本気モード」ですね。ミンケーピッチ選手の守備、ジーター選手の出塁率、カノー君の意外性とカブレラ選手の陽気な性格…などなど。選手たちの個性を全部出し切って欲しいです。

繰り返しますが、ここまで来ちゃったのですから、いっちゃってもらいましょう!
今季5月頃は、このブログを書くのも気が引けたけれど、最後に来てヤンキースの全選手はボクにベースボールの魅力とはなんだったのか…その原点を教えてくれています。

ここまできちゃった。もう、いっちゃいましょう!
誰も見たことがない14.5Gをひっくり返す史上最強のドラマを見せてください…。

松井選手、この際です、いっちゃってください! 我がヤンキースの選手たち!
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…NY152…
by mlb5533 | 2007-09-21 13:38 | 第四章