気になる打点「26」

松井選手の打撃が好調だ、とメディアは報じています。確かに現在、打率ではアメリカンリーグで首位打者の座にいます。でも…。

個人的な感想ですが、松井選手の打率がいいことには越したことはありません。でも、この方面の関心事項って「個人の記録」という印象がボクにはするのです。個人記録はわるいよりもいい方がうれしいけれど、松井選手に限っては「個人記録」のシーズン途中の成果には、ボクにはさほど喜べるニュースではありません。

そんなことよりも、「ここで打ってくれ!」という打席がまわってきたとき、打ってくれる選手。そんな松井選手でいてほしいのです。記録というのなら、「打率」ではなくて、「打点」を上げてくれる選手でいてほしい。そんな望みをボクは太平洋を渡ってMLBでプレーする松井選手に持っています。アメリカの子供たちの心に「マツイ」を記憶させてくれる、そんな打撃を続ける松井選手でいてほしいのです。それを続ける松井選手をボクは誇りに思えるし、また個人的にも楽しい。

「打点」をあげる。チームの勝利に直接影響のあるプレーです。逆の言い方をすると、「あの場面で打っておけば負けなかったのに…」と思われる打者になってほしくないのです。
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かつて日本には長嶋茂雄選手がいました。スラッガーの元祖的、伝説のプレーヤーですね。長嶋選手は生涯打率も、本塁打の記録も数字だけ比べてみるとさほど上位の選手とはいえないようです。なのに、なぜ長嶋選手は未だに日本球界では「太陽」みたいな存在なのか…。きっとそれは「ここで打ってくれ! 長嶋!」ってファンの声に応えた選手だったからだと言われます。そんなプレー、打撃がファンの目と心に刻まれたのでしょう。「個人記録」よりもファンたちの「記憶」に残った、と言うわけでしょう。

ボクは松井選手に、そんな長嶋選手の現役時代をなぜかダブらせてしまう。
「マツイ! ここだ、打ってくれ!」
という心の叫び声に、いとも簡単に安打して、チームの得点をアップする。それが出来る選手って、そうそういませんし、それを期待できる選手もまた、いまではそんなにいません。でも、ボクはそんな期待をもって観戦出来る選手がいるぞ、と叫びます。
その選手こそ、「松井秀喜選手」と、言いたいのです。

03年、ヤンキースタジアムのデビュー戦で満塁ホームランを打ち込んだ松井選手。あれ以来、ボクたちは松井選手を「記憶の中」で育んできました。

個人の記録は、しょせん結果。シーズン終了後の話題でいいのではないかなあ、とボクは思っています。松井選手の現在の首位打者はあくまでも、途中のお話。
どうせ獲るなら、ボクは「首位打者」よりも「打点王・松井秀喜選手」に「夢」を託します。チームへの貢献度が高く、そしてファンにこれ以上の「想い出」を残してくれるプレーはないのですから…。

現在、53試合に出場した松井選手の打点は「26」。ここ数試合、なんども走者のいる場面で打席に立っていますが、打点がなかなか上向きになってきません。06年は別にしても、それ以外のシーズンでは必ずクリアしてきた100打点。このままのペースだったら、100打点には届きそうにありません…。
今日、ボストンのラミネス選手が通算500号ホームランを記録しました。彼の打点は、54試合で「35」になりました。
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by mlb5533 | 2008-06-02 10:09 | 第六章