ジータ選手の「夢」伝説が始まった

雨の中とはいえ、いい試合でした。
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先発の貴公子・ムッシーナ投手が6回まで1失点6奪三振の好投でした。安定感あふれる投球内容で、解説者は「自分の投球に酔っているような、そんなすばらしい内容」と絶賛です。確かにそのとおり。3-2になっても、あっさりと三振を奪ってくれる。四球は一つだけ。防御率もこれで4.01にアップ。今度の登板でもこんな投球をしてくれれば、防御率はもっと良くなるはず。03年頃の絶好調を思い起こさせる投球でした。これで9勝目です。その後は、ファンズワース投手とリベラ投手が登板して、トロント打線をビシッと完封。落としてはいけない試合に、きちんと勝ち星を付けてくれました。

こんなに安心して試合を見ていられたのは、ホント、久々でした。

さてさて。
ニューヨークの人気者と言えば、ジータ選手。
やりましたね! 正真正銘、今日の試合でミッキー マントル選手の安打記録を抜いて、ヤンキース打撃成績では歴代単独3位です。昨日とは違って、スタンドの観客たちは全員立ち上がっての大拍手。その大きな音がこだまするスタジアムで、一塁に立ったジータ選手がヘルメットを取ってのご挨拶。
いいねぇ…、いいでしょう!
これですよ、これ。こんな光景がボクの心を熱くさせるのであります。

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かつてボクが英語もろくろくしゃべれずにNYにひとりで赴任したとき、かなり落ち込んでいたのです。そんなボクを励ましてくれた友達が「私はヤンキースが大好きなんだ。君もヤンキースのファンになれ!」と熱く語ってくれたのが、ミッキー マントル選手の物語でした。友達は泣き声で語るんですよ。ボクはその情熱に圧倒されて、スタジアムに連れて行ってもらったのです。そう、切符まで用意してくれて。
マッティングリー選手が大活躍して勝ちましたが、友達は観戦中、ボクに抱きついてくるし…で。それ以来、ボクの心の中にミッキー マントル選手とマッティングリー選手とヤンキースタジアムが友情的な感覚で繋がって、そして残ったんです。一昨年、ヤンキースタジアムに行きましたが、ショップで「ミッキー マントル選手通算500号本塁打」の写真入り額を大枚100ドルも出して購入です。それがボクのこの板橋のアパートに飾ってあります。

いつか、いつの日か…。子供たちは大人になり、今日の試合のことを友達に熱く語る日が来るでしょう。
「ジータ選手がミッキー マントル選手を超えたんだよ! その試合を私は見ていた」って。

大人たちは子供頃の「夢」を捨ててしまうことがあります。あきらめる、というか…。人生に疲れちゃうっていうのか…。平々凡々とした人生にいつの間にか慣れちゃう。なんでもかんでも自分ひとりで解決しようとして、自分に友達がいることを忘れちゃう。ボクも、あの友達に会う前はそうだったし…。
スタジアムには「夢」がいっぱい転がっているかもしれない…。
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もしかしたら今季ヤンキースは10月まで残れないかもしれない…って、あきらめている人、いませんか? 大丈夫、とはいえないほど今季はヤバイけど、「夢」を捨てるのだけはやめてくださいませ。
ファンズワース投手の投げっぷり、そしてそして、松井選手の打点つきセンター前ヒット! ベテミット選手のホームラン! 話はつきません。「夢」はまた、ますます膨らんでいきます。

今日は、すてきな、いい試合でした。さあ、明日もまた松井選手とヤンキースの面々に「夢」の続きを見させてもらいましょう。

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by mlb5533 | 2008-06-05 13:35 | 第六章