史上最高の決戦! 「未完の繊細チーム」対「古豪の勝負師」

もつれるだろうとは予想したから、最終戦での決着ということになってもボクはいま、至って冷静だ…。

一昨日、7点もの大量点をひっくり返して9回にサヨナラで勝ったボストン・レッドソックス。こんな「史上最大のゲーム」は、そうそうお目にかかることはない。なのに、ボクは事情があってこの試合はナマ中継で見ることは出来なかった。試合結果が出た後で、友だちが作ってくれたDVD録画で見た。
レイズにしてみれば、寝かせたままにして、起こしちゃいけなかった選手を7回、遂に目覚めさせてしまったことがいけない。彼の3ラン! そう、オルティーズ選手のことだ。おこしちゃだめ、おこしゃあ…。
確かにオルティーズ選手は、この試合の前、第4戦でホームランに近い3塁打を打った。この時からレイズはオルティーズ選手にもっと慎重になるべきだった。内角直球だけで太刀打ちできる選手の訳がない。その程度の「常識」は、こんな素人のボクでさえわかっているのに…。
対戦成績をレイズ3勝2敗にした。
もし、7回からの投球を相変わらず力任せの直球勝負ばかり続けていてたが、狡猾さ丸出しにして、外角低めのツーシーム系に配球を変えていたら、いくらなんでも7点をひっくり返されずにすんだのでは…と、惜しまれる。正直、過ぎた。

そして、今日。ようやくボクはテレビの前に陣取った。
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相変わらずレイズの投手、まっすくの投げ放題。一方、ボストンの先発・ベケット投手は前回の登板でめった打ちにされた教訓を生かして、速球は封印したまま、初回から変化球だらけ。第2戦では、ムキになっていた1番・岩村選手に対しても、いけシャ~アシャ~アとグニァ~と曲げたり、スットンと落としたり…。スルリと外に逃がしたり…と、変幻自在の緩急で打気をそらす。ムキになったのは、岩村選手のように見えた。アプトン選手に先制の本塁打を打たれても、前回とは違って打球をスタンドまで見つめている余裕まであった…。
試合は終わってみれば、4安打。2本のソロホームランによる2得点にとどまったレイズ。

若い。レイズは若い。試合運びが、あまりにも正直過ぎる。
ボストンの1番・クリスプ選手は3塁前のセフティーバンドで出塁している。ロンゴリア選手を精神的に追い込んでおきたかったのか…とさえ思えるような、打気に逸る若い選手たちにはなかなか出来ない狡猾さを感じる。ここらあたりが、さすがボストン、ベテラン揃い。勝ち方を知っているし、上手な負け方も実によくわかっている。

さらには、エラーだ。
第4試合からレイズにエラーが続出している。13-4の圧勝の影で目立ちはしなかったが、この試合で4つのエラー。続く第5試合では、1つエラー。第6試合でも1エラーで合計6つのエラーを記録した。ボストンのエラーは0である。一昨日の第5戦でもそうだったが、もしあのときロンゴリア選手の1塁送球を悪送球せず普段通りに投げていたら、試合は延長だったはず。

さてさて、さて。
泣いても笑っても、どんなに騒ごうとも、すべては明日で決着が付く。
投手力では百戦錬磨のボストンが断然有利だろう。打って打って打ち込んでしか知らないレイズ打線が明日、ここの2連戦での負け方から学んで「なにか」をしてくればおもしろくなるだろうが…。

若さが勝つか、勝ちを知っているベテラン勢が結局強いのか…。
いよいよ明日、すべてが決まる。

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by mlb5533 | 2008-10-19 22:38 | 第六章