なにをいまさら…

走攻守の三拍子、これが野球選手の必要最低条件だ、という。
三拍子を支えているのは、他でもない、自身の体。元気な体がまずあって、三拍子を彼らは鍛え上げていく…。とくに、下半身は大切だと聞きます。足腰が丈夫であることが、野球人生を長いものにしてくれるそうだ。

…今日、見たくない記事を見ることになった。
「マツイのピンストライプは今年で見納め」という見出しだった。なにをいまさら…、と思った。

昨シーズンから次第に「その予感」は重くのしかかっていたのは、ボクだけではなかろう…。
「もしかしたら…」消極的な結果が出てしまうかも、と。ことさら、ヤンキースのことである。常勝が義務づけられたプロスポーツ界の雄、である。ここで「仕事」をする選手たちはそれを百も承知しているはずだろう。自分が、球団経営陣から要求される「仕事」のできなくなったら、「常勝軍団の素材」になれなくなったらどうなるか、を。03年から09年までのシーズンで、どれほどの選手が移籍して、どれほどの選手たちが移動していったことか。それを見るだけでも、ヤンキースというチーム特徴がわかるだろう。
野球選手に求めているのは、「勝つ姿」であって、人格は求めない。勝ったあとで、人格が付いてくるのが、スポーツ界ではなかろうか。

かつて、野茂投手がいた。大リーグにまさに「旋風」ならぬ「竜巻」を起こしたほどの英雄扱いをされた。しかし、「勝つ姿」が消えてからの野茂投手は、全米のドキュメンタリーの素材になるほど、苦労した旅があった。そんな苦労をする姿と、彼が野球界に自分の居場所を求めて努力を積んでいる人格はグランドではどうでもいいのだ。

ヤンキースは表の顔は「輝き」であり、しかし、裏に回ってみれば「アメリカ経済界」の実像が見える。
選手という「商品」を高値で仕入れて、試合をグランドだけではなく、全世界に「放送権」を販売する。全世界の人々がヤンキース経営陣の「市場」である。だから、なんとしても「勝つ軍団」が必要なのである。弱いチームに人格を求めるなどと言うことは、ファンはしてくれない。「勝てばいい」。
選手はその「素材」である、という実に簡単でド明確なビジネスが描ける…。
それがプロスポーツ界なのではなかろうか。
おそらく、今回米国メディアが発信したとおりの結果になる気がする。
「どんなに好成績を上げようとも、(マツイの)来季契約の可能性はまずない」
というコメントもあながちガセとも思えない。

松井秀喜選手が来季どうなるのか、どんな選択をするのかは彼自身が決定することだ。
まだまだ今季試合が続く中で、こんなことを書き残すことはどうかと思うが、ボクは松井選手がどんな選択をしようとも、それに「心の底」から応援をしていきます。
どんな選択をしようとも…。

それだけを書き残して置くことにしました。

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…NY152…
by mlb5533 | 2009-06-03 01:04 | 第七章