カテゴリ:第六章( 72 )

もつれそうな予感…

ボストンが少ない好機を生かし、レイズを2-0で下して、リーグ決定戦に1勝した。

京都から戻って、早速今日の試合をボックススコアで見た…。
試合は1回裏レイズの拙攻が最後まで響いたようだった。松坂投手が立ち上がり四球を連発して2死満塁にしたものの、1本が出ず、好機を生かせなかった。7,8回にもチャンスがあったが結局完封負け。
押していた試合だけに、レイズにとっては悔いの残った第1戦になったろう。

やはり、ボストンは王者の風格だ。松坂投手も1回の立ち上がりをなんとか0点に抑えてからは、2回以後8回途中まで安定していた。明日はレイズの4番・ロンゴリア選手のバットを期待しよう。今日のウップンを是非とも晴らして欲しいものだが…。相手投手はリスター投手。そう簡単には打ち崩せないだろうが、細かい野球で勝機を創ってきたレイズ。なんとかして欲しい…。

さて、一方のドジャースだが2敗。フィリーズが断然有利な展開になった。明後日、地元に戻って黒田投手が先発予定だ。

なんだか今季のリーグ優勝決定戦は、もつれそうな予感がするのだが…

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by mlb5533 | 2008-10-11 23:56 | 第六章

痛い! 1敗

ドジャース 2-3 フィリーズ

んーーー、先行していたけれど、2本のホームランで逆転負け。
速報でした。これから京都に出張…。
んーーー、明日の試合も見られないのが…
なんでこんなときに…京都なんだろう…。

明日は
ボストンとタンパベイの初戦。日本中の大リーグファンが注目する「10月決戦」の第2幕がいよいよ始まるぞ。

しかし、全然関係ないけど、昨日の巨人戦はなんですか、ねぇ。個人記録をそんなに重要視して良いのでしょうか…。相手の4番打者を敬遠とは…、くだらない試合ですね。
あんなことをしているから、日本のプロ野球ファンは大リーグの熱戦、ガチンコ勝負を挑む大リーグ選手に釘付けになる。
ファンが離れていくのは当然でしょう。

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by mlb5533 | 2008-10-10 12:30 | 第六章

今季「10月決戦」の対戦は、
NLが、
ロサンゼルス「ドジャース」対フィラデルフィア「フィリーズ」
ALは、
ボストン「レッドソックス」対タンパベイ「レイズ」

日本時間10日からこの4チームが「リーグ優勝」をかけて戦い、その後、「ワールドシリーズ」へ。
ヤンキースの出場がないこの10月、全米のテレビ中継は昨年の視聴率に比べて、26%もダウンしているとメディアは報じていた。大統領選挙と深刻化する経済問題で米国民の関心はベースボールどころではないだろう。目先優先経済の行政を繰り返した米国と、格差社会を生み出し、長期構造不況経済を日本につくった行政責任はあまりにも大きすぎる…。と、なんだか経済記者みたいなことを言ってしまったが、そんな悲観的なことばかりに視座をおかずに、「わが夢」を追いかけてみようではないか…。

今季、1番打者がおもしろい。そう気づいたのは他でもないMLBのサイトだ。
「Furcal is Dodgers’ return man」との見出し。…そう言えば、と慌ててドジャースのラファエル・ファーカル選手の記録を見る。今年10月24日で31歳になる。この誕生日、実に微妙…。9日から19日までの10日間が、リーグ優勝決定戦。その後は、…素晴らしい誕生日になるかもしれない。

ではここで、各チームの1番打者を見てみよう。

まずは、MLBサイトの記事にも登場した「ドジャース」のファーカル選手から。
この3試合では、出塁率.467と好調だ。
彼はアトランタ「ブレーブス」時代、2000年の新人王。06年にドジャースに移籍。盗塁数は今季8にとどまっているが、とにかく足が早い。3塁打が目立つのもそのためだろう。しかし、肝心の左膝の故障から今季は36試合にしか出場出来ていなかった。手術をして2ヶ月間、長時間の治療とリハビリに耐えた、とサイトの記事には書かれていた。その選手を、トーリ監督はこの「10月決戦」の1番打者に抜擢している。メディアが「return man」と書いたのはそんな経緯からである。反面、酔っぱらい運転で逮捕されたり…と、お騒がせな面があるが、ちょっと…失礼とは思ったが、大笑いしてしまった。

ドジャースとカブス、その第1試合。ファーカル選手は3-0ではあったが、2四球を選んで出塁した。
カブスの1番打者はソリアーノ選手だったが、5打数ノーヒット。
続く第2試合では、ファーカル選手は6-3の2得点、2打点の大活躍。2番打者のマーティン選手は5-1,3打点している。一方カブスの1番打者・ソリアーノ選手は4-1にとどまっている。
そして、第3戦。1番・ファーカル選手は3-1,1得点。一方、ソリアーノ選手は5-0と、ドジャース投手たちに完全に押さえ込まれて、1塁を踏んだのは2試合目の1度だけ。
しかもカブスは、続く2番打者も押さえ込まれた。福留選手(第1試合)5-0、セリオ選手(第2試合)4-0、フォンテノット選手(第3試合)4-1と完全にドジャース投手陣に押さえ込まれた。これでは3,4番打者がどんなに頑張ったところで得点能力は低い。

次に、フィラデルフィア「フィリーズ」の1番・ジミー・ロリンズ 選手。この3試合での出塁率.412。
今季、盗塁47の俊足だ。昨年は20本の3塁打を打って俊足を印象づけている。フィリーズの生え抜きで、地元からの人気は抜群。30歳。

ここからは、気になるボストンとレイズの1番打者を見てみよう。

ボストンは、ジャコビー・エルスバリー選手だ。走攻守3拍子そろった外野手。エンジェルスとの4試合では18-6の打率.333、出塁率.400で、3盗塁を決めた。6打点、2得点。
エルスバリー選手の最大の魅力は、女の子ファンが多いことでもわかるが、とにかく「イケメン選手」であること。映画スターかミュージカルの舞台にでも登場させたくなるような「絵になる」いいプレーを続々と見せてくれる。どことなく、トムクルーズが若かった頃に似ている気もするけれど…。
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一方レイズの岩村選手は、男たちのアイドル。エルスバリー選手とは毛並みが違っている…ということにしておこう。ホワイトソックスとの4連戦では、18-7、打率.389、本塁打1、3塁打1,2塁打1,打点4,得点3、出塁率.421と、暴れ回っている。ボストンにとって、今季最大の難敵は「背番号1」だろう。果たしてボストン投手陣は、岩村選手を押さえきれるか、ここは見ものになる。

さらに興味深いのは、2番打者が両軍ともに好調であることだ。
ボストンは、ペトロイヤ選手が生き返った。シーズン213本の安打をマークして望んだ「10月決戦」だったが、しばらく安打が出ていなかった。しかし、4戦目にタイムーを打って勝利に貢献。これで自信が戻ったろう…。レイズの2番・アプトン選手はもっか派手に打ちまくっている。
このとおり、1,2番コンビは両軍ともに互角と言えるだろう。

得点力は1,2番の出塁率に正比例する。とくに1番打者が出塁するか否か、が勝利の分岐点になりそうだ。ALはドジャースが一歩リードしているようだが、NLは1番打者よりも、2番打者の差で決まるかもしれない…。

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by mlb5533 | 2008-10-09 02:09 | 第六章

若きチーム、レイズはいま、まだ一度も歩いたことのない道を仲間たちとともに行進している…。

シカゴホワイトソックスを6-2で破って、AL優勝決定戦進出をきめた。
「10月決戦」に辿り着いた道のりだけでもあっぱれ、なのだが、ついにレイズは古豪シカゴを適地で破った。その強さは本物である。シカゴ最後の打者になったのは、ケン グリフィー ジュニアだった。三振…。
なにかここに、古い物語の終焉と、新しい物語の始まりを予感してしまう。
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岩村選手の活躍が目立った。4試合、すべてヒットした。打点をあげて、得点にも絡んだ。
若き4番打者・ロンゴリア選手は今日の試合ではノーヒットだったが、2番・アブトン選手が今日のヒーローだろう。2打席連続のホームランで、黒で埋まったシカゴの観客を沈黙させた。04年、当時19歳で球団史上最年少でメジャーデビューしたB.J.アプトン選手。この選手がここまで成長した姿をボクたちに見せてくる。さらには、ニューヨーク・メッツのスコット・カズミア投手をトレードで獲得。奪三振王の記録まで作ったが、この投手を獲得できたことが「閃光」の始まりだったのかもしれない…。
ボストン・レッドソックスから放出されるように移籍したカルロス・ペーニャ選手がレイズで「インコースの開眼」を果たす。これも、まさに「閃光」だろう。昨年は46本塁打・121打点と大爆発し、本塁打、打点、四球、出塁率、長打率の球団記録を塗り替えた。
打線はなんとかなったが、しかし、どうあがいたところでまだまだチームは柱になる投手が少なすぎた。昨年のシーズンでは、リリーフ陣の防御率6.16というのは過去50年間でメジャーリーグの歴史上ワースト記録なのだから。

そんなチームが今季…。
ア・リーグ東地区で去年の覇者レッドソックスと首位争いを展開したが、球宴直前に7連敗を喫していた。首位から陥落。だが、後半戦に入ると再び勢いが戻って、首位を奪還する。
9月21日(日本時間)に遂に球団創設11年目で初となるプレーオフ出場の切符を手にした…。

レイズには、ヤンキースのA・ロッド選手のようなスター選手はひとりもいない。1998年(平成10年)に設立した若々しいチームだ。彼らは東地区に属している。そう、ヤンキースとレッドソックスが属する地区だ。彼らはこの10年間、歩んだ道は万年5位、ビリ、が歩きなれた道だった…。

2004年は70勝91敗ながら地区4位でシーズンを終え、ついに球団史上初めて最下位を脱出した。また、8月11日にはB.J.アプトンが19歳という球団史上最年少でメジャーデビューを果たしている。

果たして彼らの相手は、東のレッドソックスなのか、西のエンジェルスなのか…。
いずれにしても、まもなく時間が答えを出してくれる。

…時間が答えた。相手はボストンレッドソックス!
レイズにとってこれ以上の強敵はいない。今季、散々な試合をしたチームと正真正銘、ガチンコ勝負になった。ボストンは今日、エース・リスター投手が好投して3勝目を手にした。リスター投手にも勝たせてやりたいし…。
いずれにしても、10日から「男たちの物語」第2場の幕が開く…。
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by mlb5533 | 2008-10-07 11:16 | 第六章

NL「二都物語」

アメリカ大陸に無数に散在するベースボールファンたちはきっと今頃、大陸を東西に二分して、時が過ぎていくことなどすっかり忘れて、熱く語りあっているに違いない…。

太平洋の波を間近にする西の都・ロサンゼルスでは、おらがチーム・ドジャースを溺愛する老人は、いかに強かったかと、自分が若かった日々に見た試合に尾鰭を付けて、その当時の選手の名前を挙げて熱く語っている…。
トミー・ラソーダ、ドン・サットン、デューク・スナイダー、ギル・ホッジス、そして球界のジェントルマンであるピー・ウィー・リースたちの「物語」を、若者たちを集めては、杯をかわして語っているに違いない…。
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やがて老人はお決まりの語り草へ、昔話はここで最高潮に達する。1947年ばなし、である。
スカウトのジョージ・シスラーから推薦を受けたジャッキー・ロビンソンと契約を結び、黒人選手の道を開いていった物語のことを。「ドジャース魂」を、想い出の「夢」の中で語っている頃だろう…。ドジャースを愛する往年のファンたちは、きっと今頃そんな話で持ちきりだろう。若者たちも老人たちには負けてはいない。ヒデオ・ノモが「夢」を抱いて太平洋を渡ってきたチームがドジャースだったことを忘れてはいない…。

一方、対戦相手の東の都・フィラデルフィア。
そこに住む彼らを「フィリー」と呼んでいる。そのフィリーズは1883年(明治16年)に球団創設。以来、今日まで「フィラデルフィア・フィリーズ」のチーム名は変わっていない。同一名球団として最長の歴史を誇っている。また、フィリーズは長年に渡って黒人選手の受け入れを拒んできた歴史を持つ球団でもある。「ジャッキー ロビンソンが出場するなら我々はフィールドには出ない」と監督はじめ選手たちが発言していた。1957年(昭和32年)にようやくフィリーズは黒人選手と契約。大リーグでは黒人選手契約が最も遅かったチームである。

ジャッキー・ロビンソン。彼の背番号「42」はMLB全球団の永久欠番になっているが、彼が大リーグで本格的に活躍してから今季シリーズは60年目にあたる。白人社会の色彩が強かったフィラデルフィアも、今では43%が黒人が生活している。映画「ロッキー」のふるさと、でもある。

そんな歴史を含んだ「二都物語」が、2008年10月10日(日本時間9日)、MLBのフィールドで対戦する。60年の時空を超えて。
日本人大リーグのパイオニア・野茂投手のバトンを手渡された黒田投手は、「10月決戦」で1勝をあげて、チーム3連勝に貢献した。今シーズン途中で東から来た黒人選手のラミネス選手は2試合連続のホームランでチーム3連勝に貢献した。
今季両軍の選手たちはまた、「新たな物語」を創り出そうとしている。

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by mlb5533 | 2008-10-07 01:40 | 第六章

ALは明日以降…

今日、NL(National League)のフィリーズがブルワーズを6-2で破って3勝1敗、リーグ優勝決定戦進出を決めた。これでNLは日本時間10日から、ドジャース対フィリーズがワールドシリーズ出場をかけて戦う。

AL(American League)は、2勝していたレイズとレッドソックスがともに負けたため、リーグ優勝決定戦進出は明日以降の試合結果になった。

それにしてもボストン対エンジェルス戦は長かった。5時間を超えた。ベケット投手の体調が万全ではないのか、いつものキレ味がなかった…。4-5で負けたが、試合展開として、今日はどう見てもエンジェルスの方が上回っていた。4回裏2死満塁で、2塁とセンターとの間に落ちた打球で、塁上の3選手がホームに戻って3得点したが、これも2死だったからだろう。試合は押されていた…。
一方、レイズは敵地シカゴで満員の観衆の中で3勝目を狙った。しかし、各選手が持ち味が出ないまま終了している。前試合では2打席連続ホームランを打つなど勝利の牽引役だった4番打者・ロンゴリア選手はこの試合では3打数ノーヒット。

ベースボールは9人制。ただ「10人目の選手」がいるという諺がある。
10人目とは、ホームチームに集まる観衆だ。彼らの声援はホームチームには「元気の源」になり、相手チームには「厄介な源」にもなる、ということらしい。ボストンは明日もホームグラント、レイズは「10人目の選手」がいる敵地で戦う。もし、レイズが敵地で3勝目を手にしたとしたら、ほんとうに強いチームに育った証明になるだろう。明日もまた、彼らが生み出す「ドラマ」にボクの心は釘付けになる…。

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by mlb5533 | 2008-10-06 15:10 | 第六章

「10月決戦」の第1段階、リーグ優勝決定戦の出場権をかけた戦いを最も早く制したのは、ロサンゼルスドジャースだった。カブスを1-3で破り、3連勝。ドジャースにとっては、20年ぶりのリーグ優勝決定戦に駒を進めた。
今日、仕事で遅くなった。気懸かりだったこの試合結果を知ったのは、深夜遅く。それにしてもこの結果がうれしく感じるのは自分でも理由がわからない…。とにかく、なんだか、うれしい。
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適地で2連勝したドジャースは本拠地ドジャースタジアムに戻って、黒田博樹投手がプレーオフ初登板で先発。6回1/3を5安打4奪三振2四球無失点の堂々のピッチングで、勝利投手になった。今年もまた、「夢」を抱いて太平洋を渡った日本人選手がひとり、「10月決戦」で勝ち残っている…。

黒田投手は連勝で迎えた大一番をトーリ監督から任された。
重圧をはねのけ、七回途中まで無失点である。しかし、黒田投手としては自分の投球に満点を付けていなかった様子だ。武器のスライダーの切れが悪く、ピンチでは内角をシュートで厳しく突く内容に変えていた、という。一回二死一、二塁ではソト選手のバットを折り、三ゴロ。2-0の三回二死一、二塁でも4番を三ゴロに仕留めた。四回無死二塁も凌いだ。

勝利の後、目に涙を浮かべてナインと抱擁して、こんなコメントをしている。
「目指すところに来て気持ちが高ぶった。終わった瞬間、すごく夢の中にいるような感じがした」と。
「調子は良くなかったが、いけるところまでいこうと思った。球場の雰囲気も全然違って少し緊張した。やっとチームの力になれた。充実感がある。(福留の安打は)試合が終わって勝って余裕が出たとき、悔しいと思った」ともコメントしている。
広島時代、一度も優勝経験のない投手が太平洋を渡って、初めて「夢」が現実になるかもしれないという可能性があることを知った…。

トーリ監督は、
「黒田は今季よく適応し、きょうも相手を圧倒してくれた。われわれは素晴らしいチームになった。満足している。シカゴで開幕したのが有利に働いた。カブスは今季の好成績が重圧になったはずだ」

そして、この試合でも「背番号99」がまた、暴れ回っていた。試合終了直後、トーリ監督との「勝利タッチ」で、ラミネス選手の目頭が熱くなっていたことをカメラがとらえていた。

ここまで来たら…。
日本人選手の「夢の対決」、そんな可能性をボクに「夢」見させてくれる。この続きはまた明日に…。
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by mlb5533 | 2008-10-06 02:40 | 第六章

ドラマは5回裏に起きた…。

CWS 2-1 TB の、1点ビハインドだった。
それまで、カズミア投手は正直、ヨタヨタだ。初回、四球がらみで無死満塁。どう見ても大量点を奪われる投球内容だった。立ち上がりが悪すぎる。こんなカズミア投手は、シーズン中でもなかったのに。12勝しているレイズのバリバリのエース。なのに…。経験不足、若いから不必要な気負いまで感じる。

しかし、どうにか2点で抑えられたのは、シカゴの攻め方にも問題があった。
とにかく大振りが続いた…。ここら辺がMLBの解せないところだ。せっかくもらった好機なのだし、まだ初回。相手投手はヨタヨタ状態なのだから、ジックリと攻めていくのが日本野球なら定石なのに…。

まあ、いずれにしてもこの試合の最大の山場を2点の失点で免れたカズミア投手だった。
そして、2回。シカゴはエラー絡みから、ヒットで出塁していたアイバー選手を3塁まで進塁させてしまった。彼はレイズチームのムードメーカー。ベンチでは、我先にと、はしゃぐハシャぐ。こういう選手を乗せてしまった。これがシカゴには痛かったろう。
案の定、続くナバーロ選手がきれいにライト前ヒット! 1-2 にした。

そして、あの5回裏が来た…。
ヒットで出たバートレッド選手を1塁に置いて、1番・岩村選手。確か…3球目だったか…、外角低めの変化球をバットをすくい上げるように、沈んでくる白球を叩いた。
白球はグングン伸びる、伸びる、伸びる。バックスクリーン左の奥へ!
ズングリむっくりの岩村選手がホームランに気づいたのは、2塁を回ろうとしていたところ。気づいたのだろう、打球がスタンドインしたことを。2塁をはしりながら、ようやく手を叩いて歓びを見せた。
マドン監督はじめベンチはお祭り騒ぎ。そう、あのアイバー選手は自分がホームランを打ったよりも騒ぎまくっていた…。
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岩村選手の逆転2ランホーマー! その瞬間である。

1点を守り抜きたい。
どうしても、レイズはこの1点を、まさに「死守」しなければならない。

で、試合結果は…
8回裏に3点を加点して、TBC 6-2 CWS
で下して、2連勝。リーグ優勝決定戦出場に、あのレイズが「王手」を掛けてくれた!

ボクは信じられない。あのレイズが、である。相手はホワイトソックス、30球団でもホームランバッターがぞろぞろいるダイナマイト打線に対して、昨日といい今日といい、彼等のお株を奪う「レイズホームラン打線???」で2連勝。こんなドラマが起きたのだ。
きっと、四国の愛媛県で大騒ぎしているだろう。「いわむらぁ~~」が、きっとこだましているに違いない。

a0094890_1314408.jpgこれがMLBだ。
もうここまで来たからには、若きレイズよ、大空高く跳んでいけ!
2008年、誰ひとりとしてありもしないと思っていた「真実の物語」を君たちが書き上げてくれ!

モヒカンの元祖! レイズ1番打者・岩村選手!
チームプレーに徹する岩村選手!
ここまで来たら、もういい、遠慮はいらない。
ヤンキースより君たちは「今季に限って、上」だよ、間違いないよ!

明後日は寒いぞ、シカゴだ。どんな「閃光」を君たちはボクに見せようとしてるんだ…。
この続きを見届けることにするよ。

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by mlb5533 | 2008-10-04 13:18 | 第六章

昨日から始まったMLB「10月決戦」。この戦いの場には毎年いるはずのヤンキースはいない。それだけでボクの熱は冷めてしまうが、まあまあそれでも「10月シリーズ」は気になる。

毎年そうだが、ヤンキースがいるいないは別にしても自分なりの予想をしてみる。予想すると、実際の試合結果がますます気になってしまう。まあ、いつも決まってその予想は外れてしまうのですが…。

シカゴが2チームとも「10月」に進出している。カブスとホワイトソックス。
カブスには福留選手がいる。ホワイトソックスには、ジュニアが移籍。どっちも気になります。

カブスは目下、ドジャースと対戦。ドジャースには斉藤投手と、今季広島から太平洋を渡って移籍してきた黒田投手のふたりの日本人投手がいる。黒田投手は今シーズン9勝10敗の成績で、3.73の防御率でこの「10月決戦」に勝ち上がってきた。来季、黒田投手はもっともっといい成績になるだろうとボクは思っているのですが…。さて、ドジャースと言えば、そうですよ、あの監督さん。ヤンキース監督だったトーリ監督さんです。9月にものすごい追い込みをして、チームを優勝に導いてしまった。なんだか、毎年ヤンキースがしているような戦いぶりでしたね、今季のドジャースは。さらには、今季シーズン途中、ボストンから移籍したラミネス選手が面白ですねぇ。「背番号99」とは!1995年シーズンから今季08年14シーズン、100試合以上出場を続けている丈夫で楽しいラミネス選手が大暴れです。この「10決戦」でも、シカゴを相手に2試合連続ホームランをかっ飛ばして、はしゃぎまわってます! トーリ監督もラミネス選手が出てくるたびに笑いっぱなし。とにかくこの2試合の打率は.500ですから!
それにしても、たったひとりの選手の加入で、こんなにもチームカラーは一変しちゃうもんなんですね。地味が売り物だったはずの名門ドジャースが、ハデ派手イマドキチームに変身しちゃうんですから。挙げ句の果て、地元のお子様まで「背番号99」を応援しているとかで…。
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ラミネス君の功績はまさに、歴史的変換なのであります、ハイ。
今日は10-3、昨日は7-2と、これでドジャースは2連勝。リーグ優勝決定戦出場に王手です。明後日、ドジャースは本拠地に帰って、いよいよ黒田投手登板ですねぇ。黒田投手の時に限って、打線が沈みがちなんですが、陽気なラミネス選手の活躍に期待しましょうよ。

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一方、タンパベイレイズがもの凄い変身ぶりです。今シーズン、MLBで最も注目されたのは結局このレイズだったのでは…。22歳の4番打者・ロンゴリア選手の2打席連続ホームランが飛び出したり、岩村選手の3塁打が出たり、と。シカゴ重量打線のお株を奪うダイナミックな攻撃でした。
まずは、シカゴに先勝です。それにしても、ジュニアもいるホワイトソックスを負かすなんて、予想はしてなかった…。明日の試合が気になりますねぇ。

ボストンは苦手エンジェルスに4-1で先勝。明日は適地で松坂投手が投げます…。んーー、こっちの試合も気がかりです。

a0094890_14595914.jpgヤンキースがいないけれど、ボクはやっぱり「10月」を見届けないと年は越せません。MLBファンの皆さま、あなたは今季「環光」を輝かせるチームはどこだと、予想しているんでしょうか…。ボクですか? 内緒にしておきます。ここで言うと、予想が外れますから、ね。で、来季…。元気な姿で「この選手」がこんな打撃フォームで「新球場」に帰ってきてくれるとボクは信じています、ハイ。
この選手が「10月」にいないのは…んーーー、やっぱり淋しいです。

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by mlb5533 | 2008-10-03 15:19 | 第六章

大型台風の影響でいまにも雨が降ってきそうな日が続く。
こういう日が続くと、気分まで湿りがち。

さっき、MLBのサイトを見たらシカゴホワイトソックスが1-0でミネソタを下して「10月シリーズ」の進出を決めた。トーミ選手の、たった1本のホームランが決勝点だ。
これが野球の恐ろしさであり、同時に醍醐味だ。劇的なドラマが突然目の前にあらわてくる…。

ヤンキースは今季89勝73敗で全試合を終了。勝敗の結果だけみれば、ホワイトソックスとまったく同じだ。たしかに、89勝もしていれば通年ならばなんとか「10月決戦」進出は夢ではなかったろうけれど、なにせレイズの快進撃は今季とどまるところがなった…。97勝65敗だった。
ヤンキースファンはボク同様に、そうとうに悔しい思いをしているだろう。しかし、あれだけ怪我が多かった今季にもかかわらず、89勝もしているヤンキースを「ダメチーム」と決めつけられては、少々腹も立つ。監督のせいにするのは失礼だし、むしろ、新監督には「こんなチーム事情の中で、ガンバりましたね」と、ボクだったらそう言う。

ボクの尊敬するムッシーナ投手は、どうやら今季オフ、マーケットに出る模様。個人的にはヤンキースに残って欲しいけれど…。ジョンビ選手の周辺にもそんな話がある…。

来季、新しくなる。ホームグランドが、そして選手たちが、新しくなる。
あと、1年。松井選手にとって、来季は正真正銘の「正念場」になるだろう。でもボクは、膝さえ快復すれば松井選手は「ヤンキース・4番打者」をはれる能力を持っていることを知っている。と、そんなことを「夢」見ていると、湿った気分もすこしは元気になった。

今季の「10月」は、おもしろそうだ。レイズがどこまでやれるのか。トーリ監督とピネラ監督の対戦も興味が湧く。黒田投手の活躍と、福留選手の打撃にも興味が湧く。田口選手が登録選手になって、また出場できるか…。そして、ここまので来たならレッドソックスの踏ん張りも見たい。本命・エンジェルスとの対戦が事実上の「優勝決定戦」なのかもしれないし…。

明日からだ。
晴れて欲しい。全世界の夜空が、満天の星空を抱くほどに、晴れ渡っていて欲しい…。
武満徹の歌のように。

どうあれ、今年ベースボールが最も暑くなる季節、「10月」がアメリカと日本でスタートする。

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by mlb5533 | 2008-10-01 13:47 | 第六章