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レイズにとって、ヤンキースとの4連戦は「10月決戦」進出を賭けた大事な4連戦だった。
それまで4連敗中のレイズ。ヤンキースとの4連戦でなんとか踏みとどまりたかったことだろう。だが、結果は4連敗。ボストンは2連勝して、81勝。8連敗となったレイズは72勝のままだ。これで今季のレイズは事実上終わった…。明日からボストンとの3連戦があるが、数の上ではもう届かない。

数、数値…。
ベースボールというスポーツは他のスポーツと比べて「数値」だけでもボクたちは楽しんでいる。打率が上がったとか、あと2本打てばホームラン王だとか、盗塁数は一番だとか…。
そもそも1845年、「ベースボールの父」といわれるアレクサンダー・カートライトがアメリカ・マンハッタンで若者たちを集めてボランティア消防団を創り、ここで始めた「ベースボールのルール」が現代野球の源になっている。ベース(塁)という考え方や、ゴール(得点)ではなくて、ホーム(家)という表現、チーム(仲間・団員)で競い合う意識はあきらかにボランティア精神がその柱になっている。カートライトはこのスポーツを通じて、体力の増強もさることながら、チームプレーによる感激を伝えたかったのかも知れない…。9人制で3アウトで交代、ファールという考え方など現代野球の基礎ルールはここで創られている。1868年に日本は明治になるが、それ以前の江戸時代の頃にベースボールは誕生している。
ただし、この時は「21得点ルール」だったから試合時間がとてつもなく長いのだ。とにかく相手チームより先に、21得点をとらないと試合は終了しない。観戦する両親や友人も退屈してくる…。

ベースボールはここからはじまり、幾たびもルール変更した。変更の狙いは「試合時間の短縮」である。1857年「9回までに得点が多かった方が勝利チーム」となり、1858年「見逃しストライクコール」が認められ、1879年「9ボール」で1塁へ。1880年「8ボール」で1塁、3つめのストライクを見逃すか捕手が直接捕球したら「ストライクアウト」。1882年、それまでは下手投げしか許可されていなかったがこの年「横手投げ」が解禁。1884年、ついに「上手投げ」が解禁し、さらに「6ボール」で1塁へ。1889年「4ボール」で1塁へ、これが現在のルールに残った。
守備でも、それまではワンバウンド捕球でもアウトだったが、1864年には、ノーバウンド捕球のみ、アウトカウントになると変更している。
これだけ度重なるルール変更があったと言うことは、ベースボール自体がおもしろいスポーツだったからだろう。あっという間に、全米に広がっていく。

試合時間を短縮すると、なにが生まれたか…。
スリリングなプレーが生まれてきたのである。思いもかけない直接捕球が見られる。打者を三振させる。素早く捕球して、送球する。送球の早さに負けないように塁へ、より素早く走り込む。
ボランティア精神から誕生したベースボールというスポーツに、スピードが生まれた。従って、スリリングなプレーが続く。となれば、「観戦する価値」が出てきた…。

1869年、米国でプロ野球が生まれた。新聞社は彼らのプレーを報じた。
その記事には、彼らの活躍を詳細にわたる「記録」と「数値」で表現したのである。打率、本塁打、打点、得点、三振数に四球数…。アメリカには、あらゆるスポーツデータを管理する会社が存在していると聞くが、当然だろう。とくにベースボールは「記録」そのものに「価値」があるのだから。
それにしても、感心する。
19世紀当時のスポーツジャーナリズムである。スポーツ記者の一体誰が始めに「打率」「打点」などに視点を向けて、ひとりひとりの累積成績を記事にしていったのだろうか…。これを発見したアメリカスポーツジャーナリズムの斬新的視座に感服してしまう…。もし、ベースボールに「記録」がなかったとしたら、なんとも味気ない。これほど「数値」にこだわるスポーツはベースボールだけではないか。サッカー、バスケット、アイスホッケー、バレーボールなどの球技種目があるが、ベースボールほどの記録と数値は報道されていない。

ボランティア精神から誕生したスピードと数値のスポーツ「ベースボール」。
スリリングであり、ドラマ性の高いスポーツとして、完璧なまでにボクはこれに魅了された。

そしてここにいま、2721、という数値と、70年という歳月の数がある。
2721とは、安打の数であり、70年とは2009年と1939年という時の間隔だ。
1939年、ルー ゲーリッグ選手が通算17年間2130連続試合出場記録を残して、ヤンキースを退団したが、彼の累積安打数が2721本だった。彼が在籍中、ヤンキースは8回ワールドシリーズを制覇、ベーブルースとともにヤンキースを王者に育てた第一人者でもある。通算満塁本塁打23本は、21世紀の今日でもまだ誰も破ることが出来ない。長い大リーグの歴史上「永久欠番」という思想を考えついたのも、ルー ゲーリッグ選手からである。ヤンキースでは「背番号4」はルー ゲーリッグ選手以外、後にも先にも彼だけが付けていた背番号である。

37歳で難病から夭折したルー ゲーリッグ選手…。ボクはこの人から、なぜか文学的な香りを感じてしまう。ディマジオ選手よりも、なぜかボクはミッキー マントル選手を好む。最近では、ティノ マルチネス選手、ドン マッティングリー選手。そして、「永遠の背番号51」バーニー ウイリアムス選手…。こんな選手たちにもボクはゲーリッグ選手と同様の香りを感じてしまう。スポーツに文学を持ち込むのは、彼らには失礼だとわかっているのだが、これもボクの観戦の楽しみぐせ、お許し願いたい。

ルー ゲーリッグ選手をレポートしたらこのブログでは収まらない。アメリカの書店にでも行けば彼に関する著書や夫人の書き上げた伝記もあるだろう。それほどルー ゲーリッグ選手はアメリカ国民には歴史の人であり、ヤンキースの選手にとってはもはや「神的存在」だろう。

ヤンキース一筋、ルー ゲーリッグ選手の生涯。打ち込んだ安打数が2721本。
この記録に挑戦権を持つだけでも現代の大リーグでは困難だろう。というのは、1チームに生涯在籍する選手が少なくなったこと。チーム事情と選手の要望からトレードは平気で行っているからである。
この数少ない挑戦権を持っていたのが、現代っ子ジーター選手である。

1995年、デビュー戦はシアトルマリナーズ。初ヒットしたが、この時マリナーズの1塁にはティノ マルチネス選手がいた。それから14年間、2008年まで2535本の安打を積み上げてきた。2009年9月7日から9日、ヤンキースタジアムで昨年のAL優勝チーム・レイズ戦。7日のダブルヘッダーでは8-0、8日は4-0と、12打数0安打と散々だった。あと3本なのに、これが容易に打てない。
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現代っ子ジーター選手は自分が今なんと対峙しているのか、わかっていた。そうだ、子供時代から聞かされ続けてきた伝説の偉人「神・ルー ゲーリッグ選手」と向き合っていることを…。
2721本は現代っ子ジーター選手にとって、「神の領域」に思えたのかも知れない…。この領域に自分が入り込む…。神の部屋の扉を開ける…。それには、「あと3本の安打」がどうしても必要なのだ。
なのに、この3試合では、4三振もしている。神・ルー ゲーリッグ選手の直前で、堅くなっている自分をもはや隠せない。観客のため息などジーター選手にはなにも価値がないのだ。

そして、9日になった。
誰もが「今日はムリだろう」と予想していた。3本の固め打ちは難しいだろう…と。
ところがジーター選手、なにを思ったのか第1打席は絶妙なバントヒットで奇襲をかけた。全速力で1塁に走り込んだ。セーフ! あと2本、になった。観客の大拍手がヤンキースタジアムに鳴り響く。
3打席目はセンターオーバーの2塁打。そして、7回裏4打席目にライト前ヒット!2721本、達成だ。現代っ子ジーター選手が「神の部屋」の扉を開けた瞬間だった。記録達成したジーター選手に観客は惜しみない大拍手を送り、歓喜の歌声はなんと2分間も鳴り止まなかった…。
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だが試合は、
0-2
負けていた。この試合に「神・ルー ゲーリッグ選手」が手助けしたのか。8回裏、A・ロッド選手がヒット、続く松井選手が強烈な打球をライト線ぎりぎりに飛ばす。勝負には絶対的強さを発揮する松井選手のこのヒットが、敗色濃厚な試合の流れを一変した。勝敗を分けた打撃だったといえる。
松井選手には代走が送られる。へアストンJrが塁上に。無死1,3塁の好機を創り出したのである。
続くスイッシャー選手の内野ゴロがエラーになって、A・ロッド選手生還。これで、1-2。
代打のポサーダ選手が劇的な逆転3ランをライトスタンド上段へ!
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4-2。
これで、レイズ戦は4連勝。ヤンキースは今季91勝目をあげ、東部地区優勝マジックは14になった。
もはや東部地区での優勝は時間が決めてくれる…。「10月決戦」進出はもう決定した。

1チームで選手生活を全うする。このこと自体が現代ベースボールでは難しい。「10月決戦」に向けてトレードが許される現代の大リーグ。個人的な希望や環境からチームの移籍をしていく選手たち。そんな時代の中で、現代っ子ジーター選手がヤンキースというこの上ないビッグチームで15年間プレーし続けている。
この先、ヤンキースの選手が誰ひとり歩いたことのない道を、ジーター選手自身が創っていく。

ヤンキースにまたひとつ、新しい伝説が生まれた日である…。

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by mlb5533 | 2009-09-11 16:08 | 第七章

これはもう、「カノー君の日」でしょう!
NYY 2-2 CWS
延長10回裏2死から飛び出したカノー君の「3点サラナラホームラン!」
ご立派のひと言。
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この選手、大物揃いのヤンキースにあって、一息ついて観戦できる選手なのであります。
テレビ観戦しながら「ちがうだろッ!そこでエラーすっかぁ」とか「だめだめ初球は…」「スッとうっちゃえって、スッと!」「外野フライでいいから…ちがうなぁ、ゴロじゃダメだろ」
などなど…。カノー君が打席に立つたびに、あるいは、相手チームの打球が二塁間に飛んでいくたびに、自分の弟分に話しているような、そんな身近な感じで、チャチャを入れての声援しています。
そんな声援が出来るのは、ヤンキースのなかではカノー君だけなのです。
05年から今季で5シーズン目。カブレラ選手と同じドミニカ共和国のメルキー・カブレラ選手のコンビは、ベンチをますます陽気にさせてくれます。

例年、打率300。A・ロッド選手たちのような派手さはなく、ポサーダ捕手のような堂々たる風格にも欠けています。最近はちと、太ったかな、とは思いますが、貫禄は…ない。で、ボクはここが彼のところだと、妙にひいきにしているのです。
可能性という観点では、絶対イチオシの選手だとも感じます。「10月決戦」でも、いつもと変わりないように、ふつうに打席に立つカノー君。ここが彼の最大の魅力なのです…ハイ。

と、ここまで書いてブログにアップせず、今日になってしまいました。
そしたら、またまた
NYY 10-0 CWS
でした。もう、どうなっているんでしょうか。80勝をカノー君の逆転ホームランで飾ったと思ったら、81勝は大勝ではないですか…。んーーー、もう少しCWSも頑張ってもらいたいです。なんだか、弱い者いじめしているみたいだから…。安打数はNYY 14に対して、CWSは1安打。この試合でもカノー君は活躍。5-3 打点2の活躍です。

我が松井選手とて、負けてはいません。
4-2 打点1を記録していました。打率が.271と上がってきましたね。
さて、明日もCWS相手ですが、もう少し接近した試合をして欲しい…とは、贅沢な要求かな。
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また、あした明日。

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by mlb5533 | 2009-08-30 21:11 | 第七章

発見 スゴイ選手!

久々にゆっくりと、あちらこちらのスポーツサイトを読みました。

ヤンキースの8月は、いままで23試合戦った結果が、17勝6敗。負けは、たったの6回だけ。
今季成績が79勝47敗で、通算勝率が現在、.627。ということは、このペースで残り36試合を勝ち進んだとしたら、2004年シーズン以来の、「100勝越え」ですぞ。昨年は90勝も届かなかったチーム事情なので、今季はその鬱憤晴らしをしてほしいと願っていますが、果たして…。

松井選手が素晴らしい活躍を続けていますね。
8月の快進撃の理由のひとつは、彼のバットが「美しい!」という評価をしていいと思います。

昨日はレンジャーズ戦に「5番・DH」で先発出場して、4打数2安打3打点です。
これで8月の24打点は今季の月間最多で、今月は残り6試合まだあります。2003年6月にマークした月間29打点の自己最多記録更新を視界にとらえた、とメディアは書き立てていました。また、今季71打点とし、残り36試合で2年ぶりの100打点到達も見えてきましたぞ。
前カードのレッドソックス3連戦(ボストン)は、2度の1試合2本塁打&9打点と大暴れした松井選手。「夏男・ゴジラ君」の面目躍如ってところでしょう。

でね、本日のレンジャーズ戦で「気に入ったぜ!」って選手を見つけました。ボクの目がテンになるほど注目したのは久々です。ここしばらく、いかにヤンキース戦を観戦していなかったか、という証明みたいですけど…ね。
ジェリー・ヘアーストンJr.選手! が、ボクのベースボール観戦記録に初登場で~す!
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圧巻はこの場面…。
7回表に、マーフィー選手の12号ソロを打ち込まれて、NYY 4-2 TEXと接近されたその裏の攻防です。先頭打者のカノ-君が2塁打で出塁。さあ、テキサスのエース格ホランド投手をいよいよ攻め立てるときが来た!と思わせたとき、ジェリー・ヘアーストンJr.選手が打席にたちました。
お恥ずかしい話なんですけど、ボク、この選手を全然わかってませんでしたから、さほど期待もなく、ただ「打てばいいけど…」程度の、ゴクありふれた応援しかしていません。
ところが、どうしてどうして。なんとなんと、ホランド投手に12球も投げさせたではありませんか。
ホランド投手はストライクゾーンでも低く、低く球を内外にチラした丁寧なピッチングを崩しません。決して、球はうわずることがなかったのです。身長170センチ程度の小柄なジェリー・ヘアーストンJr.選手、この球をことごとくファールにしていきました。そして12球も投げさせて、四球で出塁。これで無死1,2塁と反撃の機会が広がりました。ホランド投手がここでジェニングズ投手と交代。
カブレラ選手も出塁して、無死満塁。その後、ジータ選手、スイッシャー選手、テシェイラ選手の連続の長短打で一気にたたみ込んで、5得点。
NYY 9-2 TEX 
と、テキサスを突き放しました。このビッグイニングを創った影の立て役者は、ボクは12球も粘って四球で出塁したジェリー・ヘアーストンJr.選手だと思っておるのですが…。試合の行方が決まった8回裏、またジェリー・ヘアーストンJr.選手に打順が回ってきましたが、そのときも相手投手から10球も投げさせています。結果は、三振でしたが、ボクはこういう選手、大好きなんですよ。反対にこういう味のある選手を敵に回すと、ボク、不機嫌になるんですわ。かつて、巨人軍に篠塚って選手がいましたが、ボクはこの選手が好きでしたねぇ…。確か背番号は「6番」だったと思いますが、現在は坂本君が背負ってますね。坂本君、いいよね。ホント、いいわ坂本選手。ちと、むらっ気があるのが難点だけど…。あ、いかんいかん。ヤンキースに話を戻します。

a0094890_16164219.jpgで、気になったのでちょっとだけジェリー・ヘアーストンJr.選手のことを調べてみました。
Jr.って言うくらいだから、親御さんも…ヒョッとして、そう思いながら調べてみました。

最近までレッズの選手だったんですねえ。ということは、「シアトルの王様・24番」と一緒にプレーしていたんですよ! 当時のレッズでは、「ダブルJr.」ですねぇ。WBCでは、メキシコ代表選手にもなっていました…失礼しました、ハイ。
すげぇわけだぁ! この選手。

もともとボルチモアでデビューして、7シーズンも活躍してます。ということは、2001年まで大リーグの良心、大リーグの大リーガー、鉄人と謳われたあのカール リプケン大先輩と一緒に内野を守り続けていた選手ですよ…。
すげぇわけだ、この選手。できることなら、もっと試合に出ていただいて観戦していたい選手です。
打率は.314ですよ。出場機会が少ないとは言え、やってくれる選手です。

さらに調べてみると、
シアトルにいたブレット・ブーン選手と同じく、なんと親子三代のメジャーリーガーでした。
(祖父)Sammy HAIRSTON CWS 51年
(父) Jerry HAIRSTON  CWS 73-89年
(本人)Jerry HAIRSTON Jr.
(次男)Scott HAIRSTON ARI 04-07 SD 07-09年

すげぇわけだぁ! この選手。
ここまで来たら、どうせ地区優勝しますから、この際、100勝ゴールに目標を上げて行きましょうよ、ね。もちろん、主役・松井選手の大活躍にも期待して、声援を送り続けます。

さあ、あした明日。

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by mlb5533 | 2009-08-27 16:18 | 第七章

松井秀喜選手様
残暑お見舞い申し上げます。

ボストン戦では大活躍でしたね。
これだけホームランを打てると言うことは、お体が好調の証拠でしょうね。安心しました…。
そちらでは全米に中継されたようですから、シアトルにいるボクの友だちも見ていたかも知れません。
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ここしばらく、仕事が重なりすぎてなかなか松井選手の活躍を追いかけることが出来ませんでした。それでも、相変わらず自称「永遠の松井選手ファン」には間違いありません。でも、いまこそ仕事をオッポリ出してまで、追いかけないといけませんね、にわかファンと間違えられますし…。ホームランカードも、実はまだ郵便局に行って手続きをしていないのですよ。それほど仕事が重なりすぎてしまって(と、言い訳をして)、申し訳ございませんでした。テレビ中継も、スポーツサイトでも…活躍ぶりを知るのは、せいぜい新聞紙上だけでした。
すみません…。

ヤンキースはいつも以上の成績ですね。それとも、ボストンが少々いつものシーズンに比べて戦力が低下したせいなのか…。ま、いずれにしてもヤンキースは例年のように夏場からグイグイと上がっているようで、安心しています。

ボストン戦での活躍ぶりを維持して欲しいです。
松井選手の膝をかばってくれる監督さんがいて、好かったですね。松井選手は
「毎試合でたい」との希望があるでしょうが、それも今年は病み上がりの年ですから、ムリは禁物ではないでしょうか。確かに、松井選手が出場しない試合は調子抜けしますが。
長い選手生活を送る方法を選択する方が、ボクのようなファンにはうれしいです。
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ここまできた以上、「10月決戦」出場はきまりました。ぜひぜひ、今季こそ…
7年間かけての、「夢」の実現を成し遂げてください。ここ、遠い空からヤンキースの選手たちと、そして、松井秀喜選手を応援しています。

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by mlb5533 | 2009-08-25 23:30 | 第七章

久々に、松井選手の日!

久々です、今日は松井選手の日で、いいでしょう…。
贔屓目だけど、
NYY 5-5 SEA
で迎えた8回ウラ。いきなりセンター方向に2塁出したのが先頭打者・松井選手でした。
ガードナー選手に代走を送られましたが、続くスイッシャー選手がセフティーバントして、1,3塁。
カブレラ選手が2塁打して、6点目。
続くジーター選手がヒットして、2点追加して8点目。
あっという間の、3得点でした。

きっかけは、松井選手の2塁打です。久々にNYYのテレビ中継は、相手がシアトルだったこともあるのか、日本では地上波総合テレビNHKが中継です。残念ながらボクは職場で「ESPN-PC中継」で、大騒ぎ。職場の仲間も
「久々の松井選手騒ぎジャン!」
などと、冷やかします。
7回、A・ロッド選手が2ランホームランを打ってくれましたが、松井選手とA・ロッド選手がもっと打ってくれないと…。

欲を言えば、松井選手は3番、4番、5番を打ってほしい。本来、7番打者ではないでしょう。
相手はジュニアがいるシアトル。全日本が、いや、全世界が注目するこのカードで、松井選手の活躍を期待します。

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by mlb5533 | 2009-07-01 12:40 | 第七章

今日は絶対に「投手の日」でしたね。

まずは、王建民投手がようやく1勝を上げてくれました。
初回に3点を取ったまま、で追加点のないまま
NYY 3-2 NYM
80球以上、6回1死2塁まで踏ん張っての熱投でした。

で、8回でした。NYM2死1,2塁になったところで、ニューヨークの守護神・リベラ投手が登場です。
きっちりとおさえた9回表、NYYの攻撃。NYMの投手はこれまた守護神・Kロッド投手が!
しかし、今日のKロッド投手、制球が定まりません。2死満塁にして打席にはリペラ投手が立ちました。彼の野球人生で先日打席に立ちましたが、この試合で3打席しか立ったことがありません。
なのに、超珍事勃発!
なんとまあ、あのKロッド投手から四球を勝ち取ったのであります! 打点1、ではありませんか。
もうNYMのスタジアムではブーイングと言いますか、笑い声といいますか、拍手の音まで…。大変なことになっちゃった。

これで試合は
NYY 4-2 NYM

当然、リベラ投手がビシッと抑えてNYYの三連勝でした。

ところで、試合後MLBサイトでは大騒ぎの記事が載っています。
そうです、リベラ投手がこの試合で「500S」を達成しちゃったからなのであります。
「500S」ですよ、「500S」! 1995年から2009年、15シーズン途中でのこの記録達成です。
その書き出しが、「????」って感じで、実に楽しいのであります。
「Mariano Rivera has 500 saves—and one precious RBI.」
この「and one precious RBI」がおかしいですよねッ。「貴重な打点1ってなに??」

投手の日にちなんでか、ボクの松井選手は代打でしたがこすったのか、ピッチャーゴロ…。まあ、これもご愛嬌ということにしておきましょう…。

とにかく、明日はお休み。明後日からはイチロー選手が絶好調というシアトルとの試合がホームであります。ボクは松井選手の奮起を期待していますぞ!

あさって、明後日!

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by mlb5533 | 2009-06-29 15:00 | 第七章

メジャーでやり抜く!

泣かせてくれます、松井選手っていうお方は…。
「ボクはメジャーでやり抜く」って、力強く宣言してくれました!

今日のサンスポのサイト、読みましたか?
もの凄く素晴らしいインタビューが掲載されていましたねぇ。取材した記者さんはボクたち松井選手ファンの気持ちを代弁してくれているかのような質問ばかりをしてくれましたぞ。スゴイ記者さんです。こういう記事ならなんぼでも続けてほしいですよ、絶対! ガンバレ、サンスポ! がんばれ松井選手!

記者さんが、松井選手に
「今季は4年契約の最終年。最近では阪神からのラブコールがあった」が、どう思うか?って、ズバリ質問。答えた松井選手は、
「選手としては、ありがたいことですよ。どんな球団からでも『来てほしい』といわれるのは、うれしい。ただ、それと日本に戻るという話は別問題ですけど」だって。そうだよねぇ、そう言ってほしかったのでありますよ。
あんな思いをして太平洋を渡った日本を代表するスラッガーが、ちと体調不良になったからと言ってノコノコ、オメオメ、スイスイ態度を変えて帰国して、また適当に…なんて、そんな選手であろうはずはないのが松井選手ですよ。あ~~~、いいコメントを取ってくれました。
さらに記者さんは、念を押すような明確な質問をしてくれました。
「巨人からヤンキースへ移籍したときの一大決心が変わっていないということか」…聞きにくかったことでしょうが、ズバリ聞いてくれましたぞ。
その答えは!
「何一つ変わっていないですね。メジャーへ行くと決めたからには、こっちで最後までやり抜く。そういう気持ちで来ましたから」
やったぁ~~。このことばが一番ほしかったことばです。マリナーズのジュニアに匹敵する大選手になるには、いまその体で闘ってほしかった。その境遇で、難関を突破してほしかった…。あのジュニアみたいに。そんな心配をボクはずっとしてきたけど、そしたら今日の記者さんとの取材では、ご本人もまるで「よけいなこといわせんなよなぁ…、あったりまえジャン」と、感じちゃうほどの余裕のヒデちゃんコメントでした。すげぇ、すッ。くだらない心配をした自分がミジメでした、ハイ。

記者さんは厳しい質問もしてくれましたよ。
「今季は打率.251、10本塁打、28打点。自己分析は」だって。で、ご本には、こう言ってました。
「ただ単に現時点での自分の力がこれぐらいなんです。だから『こんなはずじゃない』という焦りもありません。現状を受け入れて、上がるようにやっていくだけ。それだけです」
それだけではありませんぞ、この記者さんはさらに突っ込んで、とっても微妙な質問をしてくれました。
「両ひざの状態は良好ではないのか」と。すると、
「根本的な痛みは減ったが、手術して切っているわけですから違和感は残っているし、不安もぬぐい切れていない。まったく気にならない状態にできれば、その先が見えてくると思う」
記者さんが、
「ハングリーな気持ちや自信は失っていない」(?)
「どこまでも追求したい、上げたいという気持ちは変わっていません。打撃に限らず、守備や走塁でも、まだ上げられると信じている。自信も失ってませんよ。根本的なものが揺らいだら、ちょっと選手として危ない」

そして、とっても楽しくなる質問を記者さんはしてくれました。
「サンケイスポーツの読者がテレビで松井選手を見るときのポイントは」
いいでしょう、これって。ファンの気持ちをよく知っておられます。
で、松井選手本人はどう答えたのか。
「打つべき球と、打つべきじゃない球の見極めじゃないですか。テレビで見ていて『何で今の球を打たないの?』『何で今の球を振っちゃうの?』と思われる回数が少なくなったら調子が上がっているということです」だって!

確かに。今季は松井選手の打席が少ないぶん、観戦にも力が入ります。
「なんでぇ…いい球ジャン」と嘆くことが、例年に比べて今季はちと、多いかな…。

さあ、頑張っていきましょう。
今日の試合で王建民投手が3点の失点で敗戦投手になりましたが、今日の負け試合の原因は投手さんではありませんぞ。打撃陣君たち! です。完封はいけません。ダメ、です。
むしろ3点で抑えた王建民投手は拍手です。3点で負けって、投手のせいじゃないでしょう!

明日は、カワカミ投手が先発。なんとかしなさい、ちと、ボストンとの差が開きすぎですぞ。

さあ、あした、明日。

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by mlb5533 | 2009-06-24 14:07 | 第七章

やることをやってる選手…。
シアトルでイチロー選手が26試合連続安打の記録更新しましたが、この記事はそれではないのです。
そう、ジュニアです。
試合の大勢がほぼ決まりかけた8回、外角の球をポンとたたくと打球はライトスタンドへ。
これで通算617号です。
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本日、シアトルの友だちから「24」が届いたのです!
事務所では大騒ぎ。ハイ、ポーズ…。みんなでジュニアになったつもりで、
「さあ、今日もやったるぞぉ~」
と、テンションが上がります。

アメリカという途方もなく広々とした大地。その東西の端にある大都市ニューヨークとシアトルで、
今日は松井秀喜選手とジュニアのホームラン競演だ。そして、この日に「24」が太平洋を越えて、長い旅をして、ここ本郷の坂下にある小さな事務所に届いた…。

さあ、あしたも、また明日も…ね。
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by mlb5533 | 2009-06-04 01:38 | 第七章

まったく!
メディアの報じ方には、ムカつく。と、このムカつかせるのが、メディアの思う壺なんだろうけど…。

それにしても、本日はジャバリーズMLBの選手があっちでもこっちでも大活躍した日、でした。
ボストンのダイスケ投手がようやく1勝。五回まで投げて、6安打3四球6三振1失点で、オカジマ投手が3番手で登板、1回を打者3人無失点で抑え、連続試合無失点を14に伸ばした。
イチロー選手は、初回の第1打席でいきなり内野安打して、自己新記録の26試合連続安打を達成した。

そして、ヤンキース松井秀喜選手。
2試合ぶりに先発したヤンキースの松井秀が左腕から5試合ぶりの8号本塁打。6-3の四回二死一、二塁。この回途中に代わったホランドの2球目の真ん中速球を右中間スタンドへ運んだ。今季最多に並ぶ3打点を初の3ランでマークしています。
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ボストンのダイスケ、シアトルのイチロー、ニューヨークのマツイは観客を呼べる日本人大リーガー。彼ら3人の揃い踏みになった日。
松井選手がホームランを打ってベンチに戻る時、ヤンキースベンチでは大騒ぎ。テシェイラ選手が顔を真っ赤にして、なにか大声を出して歓迎していたし、ジーター選手も拳を高々と上げてのガッツポーズ。
昨日の記事は、無視することにしましょう。…まったく!

いつものようにボクは松井選手の活躍をおっかけます!

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by mlb5533 | 2009-06-03 12:28 | 第七章

なにをいまさら…

走攻守の三拍子、これが野球選手の必要最低条件だ、という。
三拍子を支えているのは、他でもない、自身の体。元気な体がまずあって、三拍子を彼らは鍛え上げていく…。とくに、下半身は大切だと聞きます。足腰が丈夫であることが、野球人生を長いものにしてくれるそうだ。

…今日、見たくない記事を見ることになった。
「マツイのピンストライプは今年で見納め」という見出しだった。なにをいまさら…、と思った。

昨シーズンから次第に「その予感」は重くのしかかっていたのは、ボクだけではなかろう…。
「もしかしたら…」消極的な結果が出てしまうかも、と。ことさら、ヤンキースのことである。常勝が義務づけられたプロスポーツ界の雄、である。ここで「仕事」をする選手たちはそれを百も承知しているはずだろう。自分が、球団経営陣から要求される「仕事」のできなくなったら、「常勝軍団の素材」になれなくなったらどうなるか、を。03年から09年までのシーズンで、どれほどの選手が移籍して、どれほどの選手たちが移動していったことか。それを見るだけでも、ヤンキースというチーム特徴がわかるだろう。
野球選手に求めているのは、「勝つ姿」であって、人格は求めない。勝ったあとで、人格が付いてくるのが、スポーツ界ではなかろうか。

かつて、野茂投手がいた。大リーグにまさに「旋風」ならぬ「竜巻」を起こしたほどの英雄扱いをされた。しかし、「勝つ姿」が消えてからの野茂投手は、全米のドキュメンタリーの素材になるほど、苦労した旅があった。そんな苦労をする姿と、彼が野球界に自分の居場所を求めて努力を積んでいる人格はグランドではどうでもいいのだ。

ヤンキースは表の顔は「輝き」であり、しかし、裏に回ってみれば「アメリカ経済界」の実像が見える。
選手という「商品」を高値で仕入れて、試合をグランドだけではなく、全世界に「放送権」を販売する。全世界の人々がヤンキース経営陣の「市場」である。だから、なんとしても「勝つ軍団」が必要なのである。弱いチームに人格を求めるなどと言うことは、ファンはしてくれない。「勝てばいい」。
選手はその「素材」である、という実に簡単でド明確なビジネスが描ける…。
それがプロスポーツ界なのではなかろうか。
おそらく、今回米国メディアが発信したとおりの結果になる気がする。
「どんなに好成績を上げようとも、(マツイの)来季契約の可能性はまずない」
というコメントもあながちガセとも思えない。

松井秀喜選手が来季どうなるのか、どんな選択をするのかは彼自身が決定することだ。
まだまだ今季試合が続く中で、こんなことを書き残すことはどうかと思うが、ボクは松井選手がどんな選択をしようとも、それに「心の底」から応援をしていきます。
どんな選択をしようとも…。

それだけを書き残して置くことにしました。

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…NY152…
by mlb5533 | 2009-06-03 01:04 | 第七章