初夢…

ボクの夢は変わらない。松井選手の属するチームが10月に「優勝」していることです…。
2003年から変わらないボクの夢です。

なぜこれほど松井選手にこだわるのか、自分でも不思議です。野茂投手以来、日本から多くの野球選手が太平洋を越えて大リーグに参加してきました。そして、今季もまた日本球界から多くの選手が大リーグで各人の「夢」を賭けて挑戦します。うまくいっている選手もいれば、なかなか調子の上がらない選手もいます。いつの間にか、日本に戻ってきた選手もいます。
野茂投手の活躍がなかったら…彼の活躍が大リーグ関係者の目を日本球界に向けさせました。
その後、イチロー選手、松井選手が「夢」を抱いて海を越え、挑戦しています。
でも、この3人に共通して言えることは、3人とも「夢」を叶えないままでいることです。

3人は日本プロ野球の人気者でした。特別な存在でした。彼等3人が大リーグに移籍することで、ファンもまた大リーグに「移動」しました。彼等の活躍をファンたちはそれぞれの「夢」を抱いて声援を続けているようです…。

この3人に声援を送るファンは多数でした。だらか、彼等は特別な存在なのです。ファンの中には日本球界のチームを応援することよりも、彼等の属している大リーグのみを応援するファンも出ているほどです。その意味から彼等は日本にいる野球ファンの「目」を変貌させたパイオニアです。

そして、ボクもそのひとり。
小学生の頃から巨人しか知らない少年でした。後楽園球場に行かせてもらうことが子供の頃、ボクの最大の楽しみでした。辛かったのは、長嶋監督の解任事件です。あれ以来、ボクはすこし「大人」になったようです。巨人軍はファンのものではないんだ…というを子供心にも痛感したものです。あの事件以来、ボクは巨人軍を少し遠くに置いて見ることになりました。

松井選手が巨人軍に入団してもボクはまだそれほど強く彼を特別視はしていませんでしたが、あの中日との決戦の試合でした。ボクはあの試合で松井選手をド明確に「将来、日本の4番打者だ!」と思えたのです。そう、あのホームランです。あれほどの緊張感の中でよくぞ…到底ボクのような小心者には出来ない極限のプレーに見えました。それは、まるで高質の芸術作品を見ているかのような美しささえ感じたものです。

あれ以来、巨人軍の松井選手が気になりました…。ボクにとって松井秀喜選手は特別な存在になったからです。その選手が「裏切り者と言われるかもしれませんが…」と前置きしながら「ニューヨークヤンキースの入団」を決意したというニュースは衝撃でした。

仕事柄、ボクはニューヨークで暮らしていたことがありました。想い出の多い街です。
松井秀喜選手とニューヨーク。ボクにはなんだかピンと来ませんでした。むしろ、違和感さえ感じました。「ゴジラとニューヨークってお似合いかなあ?」…と、友だちにはそうハシャいだものです。
結局ボクの心は、松井選手と一緒に久々に太平洋を越えました…懐かしいニューヨークへ。そして、実際NYに行くたびにヤンキースタジアムに行っては松井選手の活躍を観戦してきました。まるで、後楽園球場に行っていたあの頃のようにハシャぎながら。不思議なことに、ボクが観戦した試合でヤンキースが負けたことはありません。

松井選手は言い続けています。「チームで勝ちたい」と。「チームに貢献したい」と。それが彼の野球観なのでしょう。彼の野球観がボクの心に響きました。「みんなでうまくいった」ことをよろこぶために…。その為に、自分は今チームになにが出来るか…。

さて。今年はそんな松井選手に移籍の噂やレギュラーではなくなるだのと噂があります。
ファンであるボクはただただオロオロするばかりです。噂どおりだったとしたら、あたかも、ニューヨークヤンキース球団にとって松井秀喜選手は必要ない、と言わんばかりに聞こえてきます。なんだか腹が立ってきます。球団経営とファンの心境とは必ずしも一致していない。それは、日本球界と同じなんだということも、この噂事件でボクは覚悟が出来ました。

そして、年が明けたいまボクは少し落ち着きました。
「松井秀喜選手の夢に賭けた」ボクの初心を思い起こしました。彼を応援して行こう、と。
彼の属する球団が彼をどう扱ってもいい。松井選手のファンであるボクは、やっぱり松井選手に声援を送り続けていこうって、ボクの心がそう言っています。

日本球界を大リーグ関係者の「目」を向けさせたパイオニア・野茂投手。彼の「夢」を継続してくれるのは、やっぱりこの人、松井秀喜選手しかいません。去年の「10月決戦」は、確かにファンのボクのが見ていても、お世辞にも素晴らしい活躍、とは言い切りません。そんなことはここで書くべきことではないのですが、なんとしても今年、背番号55が名実ともに復活して欲しいです。

今年もボクはあの「夢」を追い求めて、松井選手を応援していきます。
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by mlb5533 | 2008-01-06 11:47 | 第五章

信頼関係

ここのところ、松井選手のファンにとって、さほど芳しいニュースが入ってこない…。
ヤンキースは13シーズン監督を続けたトーリ監督を解任して、ジラルディ新監督を就任させた。
いきなり、「松井選手はDHの選手でデーモン選手を優先する」との話だ。まあ、今季10月だけの松井選手を見る限りではそう言われても仕方ないのかもしれない。膝も自由ではないというし。手首は骨折したし…。

現役選手を現場の現役トップがこのような無神経な発言をする球団だったのか。
ヤンキース…。昔のヤンキースはこんな野暮な球団ではなかったが…。

マッティングリーコーチまで、トーリ監督とともにドジャースに移籍してしまった。ボクには現状のヤンキースを象徴しているなぁ、とも感じた。ポサーダ選手もいなくなるような気もする。
バーニー選手のことでも結局ヤンキースは放っておいた。あれだけの名選手を…。あれほどの名選手の声を聞き分ける訳でもなく、処遇さえきちんとしない…。

ヤンキースがいま一歩のところで足踏みしているのは、選手たちの心の中にある漠然とした不安なのではなかろうか、とさえ思えてくる。カンぐりなので、笑い飛ばして欲しいが、要するに「チームが一丸」にならないのは、こうしたフロントと選手たちの「心の信頼関係」が、選手個人によって差が生じているのか、と感じるのだ。

ファンはそんな実情はわからない。わからないが、明らかにMLBの歴史に残る選手たちに対して、明確な感謝の表現や承認のコメントをヤンキースのフロントたちはさほど出してこない。
まるで、「勝って当然。あとは、マネーゲームで」…と、ボクなんかはそう感じてしまう。これが、あのヤンキースだつたのか…と、最近は寒々とする。

松井秀喜選手。日本が生んだ最高のスラッガーである。その選手が、「たとえ裏切り者といわれても…」と、そこまで悩んで太平洋を渡った選手である。その選手に対して「来季はベンチで過ごすことが多くなるかも…」とは、いささか無神経すぎる。松井選手は、日本人の心の象徴的選手だ。彼の「夢」は、ボクたち日本人野球ファンの「夢」に等しい。松井選手を軽く扱うと言うことは、同時に日本人を軽くあしらうことになる…。

バーニーがボクにはかわいそうに思えたし、マッティングリーがヤンキース以外のユニフォームを着ることもまた、昔からのファンとしてはしっくりこない。A・ロッド選手がさっさと飛び出した理由を記事で読んでみて、ボクは彼のヤンキースへの別れの心がよくわかる。
どんな人間にも、プライドがある。自尊心がある。とくに名選手と謳われている選手は一際それがあるだろう。トーリ監督もまた、自尊心を傷つけられた思いがしたのかもしれない…。だから、さっさと去ったのだろう。

ボクは、なんとなくだが、そろそろヤンキースから卒業すべき時期が来たような気がしている。
マッティングーのファンでもボクは、きっと来季はドジャースが気懸かりになることだろう…。

全然関係ない話だが、今年の春、日本ハムファイターズで現在ロイヤルズのトレイ・ヒルマン監督とインタビューをした。その時、彼はボクに「日本の野球は素晴らしい。大リーグが学ばなくてならないことがすでにここには在ります。日本のプロ野球が大リーグの下だと思っている人がいたら、それはとんでもない誤りです。練習方法が大リーグと違うのは、日本の各選手がなにを目指しているか、ビジョンが違うからです。日本の野球とファンは素晴らしい。日本の野球を育てれば、大リーグのパワーと同様になることでしょう」と言っていた。実はボクもそう思っていた。

ロッテの若き西岡選手は絶対に大リーグでは引っ張りダコになるだろう。しかし、ここにして欲しい。ロッテにいて欲しい。ダルビッシュ投手ももっと人間的に成長して大人になって、ここにいて欲しい。
将来大リーグに行く…よりも、ここにいて欲しい。
そして、日本のメディアがもっともっと野球人口を正しく育てて欲しい。いい加減な中継番組はやめにして欲しい。その努力が、きっと経済的にも、発展するはずだから…。

松井秀喜選手の「夢」を軽んじるような人たちがいるのが大リーグだったとしたら、それは所詮使い捨ての世界でしかない。ただの、マネーゲームでしかない世界だ。

ボクの「夢」は、多くの人たちがベースボールの楽しさを知ること。そして、そのドラマに歓声をあげて汗して応援すること。白球を追いかけて、あの音たちがグランドに響き渡ること。
緑の芝の上で展開する美しく、真実のドラマを見ること…。

…そして、あの松井選手の笑顔が光に混じって輝いていること。

それがボクのベースボール…そして、それがボクの「夢」物語。


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by mlb5533 | 2007-11-12 17:49 | 第五章

ボストンの優勝


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ボストンがコロラドに4連勝してワールドシリーズを制覇して、今季の大リーグは幕を閉じた。
日本人ファンにとっては、話題の多いシーズンだった。
松坂投手の活躍は現地でも、そしてここ日本の野球ファンにも多いに楽しませてくれた。

…今季のボストンを見ていて感じたのは、このチームの強さはしばらく続くだろうという予感がしたことだ。
投手力が素晴らしいチームだ。

さて、我がヤンキースは来季の監督をどうするか?
この決定によっては、いままでのヤンキースカラーが一変する可能性もある。
投手陣の立て直しは、野球には素人のボクでさえ、その必要性は感じているし、打撃陣もまた高額年俸選手の多い中でも、んーー、と疑問に感じる選手もいる。

ヤンキースは今季と来季は、「強いチーム」に整えるための通過点になっているのかもしれない。

いまや、戦国乱世の大リーグ。ワールドシリーズ優勝チームを予言どおりに終わる時代は、もう遠い昔話になったようでもある。40球団すべてにそのチャンスがあるのが、この頃の大リーグではないか。

そのためにも、チームの再編をして欲しい。
そのためにも、新任監督の決定を早めにして欲しいものだ。

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by mlb5533 | 2007-10-29 15:35 | 第五章

2008年を飾る

突然、左肩が痛み出した。昨晩はこの痛みに絶えられず、とうとう熟睡出来なかった。

今日は忙しい。依頼された講義のマニュアルを書き上げてあるので、午後には届けなくてはいけない。それまでにもう一度目を通して、誤字脱字に変換ミスなど校正しなければ…。しかし、左肩が上がらないほど痛む。
挙げ句の果て、今日の朝、ボストンとクリーブランドの最終戦が中継されている。

ボストン3-1クリーブランド
までは、なんとか見届けたが、痛さが限界。アパートからタクシーに乗って、友だちの勤務している王子駅ちかくの病院へ。しまった、保険証を置いてきた。今更どうにもならない…。
患者さんが大勢自分の診察を待っている…。

仕方ない、携帯を使って事務所へ。ボストンの結果を聞く…。
ボストン3-2クリーブランド
松坂投手から、岡島投手に。

レントゲンを撮って待っていたら、ボクの番が来た。あれだけいた患者さんはもういなくなって、ボクと2,3人のお年寄りだけになっていた。

痛い肩に直接注射されたから、悲鳴をあげてしまった。
不思議だ。痛みが消えて、肩が動く。ゆっくりなら左腕は上がった…。

タクシーでアパートに帰って、テレビを付けたらボストンが勝利して、例のシャンパンかけのシーンが映し出されている。「ボストンが勝ったのか…」
5回まで松坂投手が投げて、6回から8回途中まで岡島投手が投げた、という。
「日本人選手の活躍かぁ。それだけで、ビッグニュースだな…」

一旦事務所に立ち寄って、地下鉄で青山へ。
電車に乗っていくのは、久しぶりのこと。手提げには、書き上げたマニュアルがあった。
外資系企業からの依頼だ。スーツを着るのもまた、久々だ…。

よろこんでいただけた。
「まだたくさんあるんです。今後も是非お手伝い下さい」と社長さんからの一言はうれしかった…。


左肩は完治していない…。痛みはまだ多少残っている。
松井選手の膝の痛みを思った。こんなもんじゃないだろうなぁ…と。

日本人選手が海の向こうで大活躍する話は、ボクにはうれしく感じる。とても、うれしい。
きっと、今季のワールドシリーズは日本シリーズより話題が集中するかもしれない。いや、きっとそうなるだろう…。野球ファンとしてボクはこの対戦には興味がある。

でも、ボクの今季の痛みはやっぱり完全には消えない。この左肩のように…。
この時期に、松井選手がいて欲しかった。今季、最後まで戦って欲しかった。その姿にボクは力の限りの声援を送りたかった…。
松井選手、一刻も早く膝を完治してください。そして、あのバッティング「人型」を復活してください。

原稿を提出した後、ボクはひとり、銀座に出た。銀座伊東屋に寄った。松井秀喜選手の2008年カレンダーを購入するために。昨年、あの出来事で2007年カレンダーは発売されなかったから、このカレンダーの復活は実にうれしかった。
ボク同様にヤンキースファンの友だちがいるので、彼等のぶんまで、5本買った。お手数を掛けたが、店員さんに頼んでギフト用に包んでいただいた。

そして、さきほどこのカレンダーを部屋の壁に掛け終えた。2004年、2005年、2006年そしてこの2008年…。この部屋は松井選手のグッズで彩られている。

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お目当てのチームが消えたとたん、チームと一緒にファンの姿も消えてしまう。話題に上ることも少ない。それが野球ファンの心理であり、それでいいとわかっていても、ボクにはそれが出来ないのだ。
ボクの部屋は、松井選手の「夢」が消えずに飾られたまま…。
そして、その「夢」は益々、増大していく。


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by mlb5533 | 2007-10-23 02:57 | 第五章

第五章「夢を抱えて」

ヤンキースの07年が終わった。

来季、4月の開幕まで彼等勇者たちとはしばらくのお別れ。
この期間、オフシーズンを「第5章」にしました。

このオフはきっとボクたちが予想もしていないことが起きる、そんな予感がボクにはあるのです。

その中で最もボクが気にかかっているのが、松井選手の「膝」です。
各紙の報道によると「手術」という文字さえ飛び込んできますから、一層不安になります。

まあ、オフのこと。各紙メディアはこぞって様々物騒なことも書き立ててくることでしょうが、それにしても最近「マイッタ」のは、「マツイもトレード可能」なんて記事でした。
確かにボクは一昨年の成績から見て、そして昨年の「あの出来事」から見ても、松井選手の選手としての「価値」は下がってしまった…とは思います。故障者、であることは隠せません。その上、「膝」のことが加わったら印象は不利になるなあ…とも思います。

きっと松井選手はこの「膝」問題に早期解決をする、とボクは感じます。とにかく、健康な体を一日も早く取り戻して欲しい。
打撃が不振の時に、その理由を「膝」、ということだけは避けて欲しいものです。

気になっているのは、この他にもあります。
トーリ監督の処遇です。それに伴ってリベラ投手やA・ロッド選手、そして井川投手のことも。

きっとボクの気になっていることは、年内の解決はないでしょう…。
このオフ。ヤンキースの動向から目が離せません。

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by mlb5533 | 2007-10-13 02:00 | 第五章