静かな帰国だが…

帰ってきた…
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大々的な凱旋帰国とはほど遠いものだった。松井選手の帰国ニュースとしては、今年ほどもの静かな報道は6年間でははじめてだ。スポーツ選手の活躍とその報じ方は比例しているのだからしかたあるまい…。
6シーズン、松井選手はヤンキースで活躍したが実は今シーズンのみならず、例の「あのこと」で体を壊してからというもの、3シーズンは全力でプレーできない体だった。今ふり返ると、移籍した03年が最も活躍した年ではなかったろうか…。

不思議なことに、松井選手が体調不良で出場しなくなってから、ヤンキース自体も「低迷」を続けている…。特に今シーズン、結局「10月決戦」に駒を進めることなくヤンキースは9月のシーズンで群衆のなかに消えてしまった。「レイズの活躍」が目立った今シーズンだが、ヤンキースの立場から見ると、ヤンキースの戦力ダウンがもたらした「栄光レイズ」の存在だったとも言える。皮肉なことに「レイズ」を後押ししてくれたのが、ヤンキースの戦力ダウンだったとも言えそうだ…。

帰国した松井選手自身が記者団に対してこうコメントしている。
「大リーグ6年間で最も充実感がない。今年は何もしていないのと一緒。プレーオフに出られず、こんなにつまらないことはありませんでした」
今シーズンの松井選手とヤンキース全員の心境を、包み隠さずストレートに、松井選手は心を開いてボクたちファンに向けたことばだろう。悔しかったろう、残念だったことだろう…。
さらに松井選手は、こう言う。
「選手はグラウンドで結果を出してナンボ。使ってもらえない、などと文句を言う前に結果を出せという話です」

続いて、
来季は4年契約の最終年だが、との記者の質問に対して、松井選手はまっすぐに心境と自分の考え方をコメントしている。
「ヤンキースが好きだから、ヤンキースにずっといてくれと思われるようなプレーをしたい。力のない者はヤンキースにはいられない。自分にはそれだけの力があると証明しないといけない。自分の力を出し切る」
そのために具体的にはなにをしますか、との問いかけには、
「まずは外野手として162試合守れる準備をします。全試合に出場し本塁打を1本でも多く打つ。タイトルだって取れるものは取りたい」

これほど明確にズバリ方向を公開した松井選手も珍しい。

松井秀喜選手が体調を整えるために帰国した。
彼にとって、「まずは体が資本」である。十分に「資本を蓄えて」再び太平洋を渡ることになる。
来年は松井選手にとって7年目のシーズン。ヤンキースにとっても「栄光」から遠ざかって久しい。
ご本人のコメントにもあるとおり、松井秀喜選手はヤンキースファンでもある。彼が来季…いや、彼の心の中ではすでに「09年シーズン」のスイッチがオンになっているが…コメントしたことばのとおりに自分のコンパスを設定して活躍するだろう。

繰り返しておこう…
「まずは外野手として162試合守れる準備をします。全試合に出場し本塁打を1本でも多く打つ。タイトルだって取れるものは取りたい」

きっと、そうなる…。

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(写真はサンスポサイトより)
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by mlb5533 | 2008-12-11 11:29 | 第六章