目指せ! 130打点

今年に入ってから球界の話題はもっぱら日本ハムの斎藤佑樹投手こと「佑ちゃん記事」が目立つ。新聞報道以外にもテレビも含めて各メディアは早くも次世代スーパールーキー出現とばかり、早くも20勝投手イメージを煽っている感じさえする。まあ、投げてから…。
これに比べれば太平洋を越えた遠国米国で九年目を迎えた松井選手の記事はさほど多くはない。03年に比べればかなり目立ってはいない。まして昨シーズンは不調を知らせる記事が目立ち、期待感が大きかったがその活躍は残念ながらさほど実現したとは、正直言いにくい。今年初めは、移籍先のチーム紹介と帰国写真付きの報告記事程度と、比較的に控えめだ。
ただ、注意して他のサイトなどから記事を拾い集めると「ある期待」さえ漂う…。昨シーズンとは比べものにならないほど、プレーに対するコミットが伝わってくる。

ボクは個人的には、MLBでの「緑軍団」は70年代のチーム、過去の軍団という印象が未だに強い。経営はユニークだがここしばらくはトラディショナルなチームという印象だ。開幕から「10月決戦」に進出する強豪チームとしてマークすることはなかった。

ところが、である。
昨シーズンの活躍は「意外」だった。松井選手がエンジェルスにいたせいもあって「緑チーム」がやけに気になった。07年のレイズ旋風ほどではなかったが、それを予感させてくれた。「大砲がいなくてよかった」という感想は松井選手がエンジェルスに在籍していたからだった。それほどこのチームの投手力は安定感がある。もし、打点稼ぎをする選手がいたら…。

その役割を担ったのが、松井選手だ。それは誰にでも分かる。だからボクは期待もあるが、どこかに心配もある。エンジェルス時代、相手チームからあれだけ徹底マークされた。松井選手ひとりを抑えればいい、と監督指示が出ているな、とさえ思ったほどヤンキース当時とは比較にならないほど、エンジェルス在籍中はマークされた。だから、今シーズンはそのマークがもっとしんどくなる予想は誰にとってもわかりきっている…。

と、そんな心配がよぎっていたボクだが、すでに「バットを振っている」という小記事があったり、体調がよほどいいのか、「ランニングは十分だ」という記事も見つかる。中には、松井選手の「一塁コンバート」なんて記事まで見つかる…。
よほど体調がいい、と言うことだけは伝わってくる。昨シーズンの9月の打撃はものすごかった…。あれ以来、体調は回復してきたのだろう。

かつて、ヤンキースにバーニー ウイリアムス選手がいた。4番打者だ。
塁上にいる選手を彼の打撃でホームに帰す。塁上をきれいに掃除してくれる打者。まさしく、cleanupだった。バーニー選手はさほどホームラン数は多くない。しかし、右投両打で、彼独特の膝の使い方で変化球にあわせた打撃を見せてくれた器用な打者だった。もし、松井選手の膝を含めて体調が回復していたら、バーニー選手よりもパワーは松井選手に軍配が上がるとボクは思っているので、「100打点復活」は夢物語ではなく、現実可能な数字になる。体調さえ万全なら、05年ヤンキース時代の自己最高「116打点」の上を行くこともまた決して夢物語ではない。そのチャンスが今季アスレチックに移籍したことで、巡ってきたと言える。おそらく今季も昨年同様「130打点」が打点王のラインになるだろう。
とにかく、体調を整えて欲しいものだ。

それさえ大丈夫なら、ホームラン35本を打って、「夢の打点王」が広がってくるのだが…。
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(8日、昨年からミズノと4年契約を結んでいるミズノ本社で。珍しいスーツ姿でバットの完成を見守っているのか…)

…NY152…
by mlb5533 | 2011-01-19 02:08 | 第九章