ハッキリ言って、本日の試合はシーズン一度の「お祭り試合」でした、ハイ。
昨日「エコ軍団」って呼んであげたのに、まったくオークランドったら! 逆の試合展開をして、ボクに恥をかかそうとしている…。
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5回あたりから、もう見てられない…、レイズの大黒柱シールズ投手がわずか4回で音を立てて崩れていく…。
終わってみれば、先発並びに代打選手全員が安打を記録。打ちに打ったり、17安打、2本塁打の大爆発だ。
松井選手は3回、二塁打で先制打を放つと、4回には思わず
「あ~~~あッ」と、
ため息が出る滞空時間の長い超特大の9号3ランをあの広い球場の2階スタンドまで運んでしまう…。
ものすげぇ(失礼!言葉が乱れましたが、要はそれほどでっかいヤツでしたよ)ホームランだ!

今の松井選手ってどんな投手でも手におえません。かつて、ヤンキースの打撃コーチだったマッティングリーさん(現・ドジャース監督)もおっしゃっておられます。「好調時のマツイは手がつけられん!」と。

あれよあれよという間の12試合で、松井選手は11試合に出場。
その結果は、42打数24安打17打点3本塁打、打率.571!

a0094890_179418.jpgホームランは4試合に1本のハイペースで量産している。
そして今日、5打点の荒稼ぎをして、ウィリンハム選手の打点を抜いてチームトップの51打点。打点王になってしまった。ほんと、前半戦までの松井選手はなんだったんでしょうねぇ…。MLBでの堂々たる3番打者であり、日本野球で言う不動の4番打者です。この調子を維持して欲しいものです。

松井選手が当たり始めてから、チーム全体に「打て行け症候群」が伝染しています。この「熱」はよい熱、正しい熱ですから、いいのです。あっちコッチから打点が上がりますから…、ハイ。

OAK 13-4 TA
でしたが、ちと、最終回は…。ああいう試合こそ、きちっと閉めないといけません。
さあ、明日です、あした。
(シアトル、とにかく本日はよかった…)

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by mlb5533 | 2011-07-28 17:03 | 第九章

レイズ相手にこれだけの試合をしでかすオークランド!
後半戦からモデルチェンジかな? なんて、ニタニタしたいほどの投打の活躍が続きます。
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松井選手が好調なのはもういいとして、ペニントン選手が今日も打ち続けです。3-3で、週間大リーグトップの.500の打率。30球団広しといえども、彼ほどの「恐怖の9番打者」は存在しない。彼を9番固定にすることで俊足1番ウィークス選手が単なるトップバッターではなくなるのだ。2番打者的な打撃も可能になる。だから俊足は怖い。
と言うことは、「打線」ではなくて「打円」になる…。

もともと、大砲がいないオークランド。人気選手といっても、全国区的にはマツイ選手程度でしょう。
ホームランバッターがひとりいるチームよりも、中距離打者がズラリと揃ったら、こちらの方が相手投手はイヤな感じだろう。クリスプ選手にジャクソン選手、デヘスース選手サイズモア選手、そしていまや大リーグ切っての選球眼の持ち主であり勝負根性なら世界一と称賛される松井選手が3番固定だ。
得点の挙げ方もドッカーンと大量点、という試合展開はさほど期待できない。じわじわ、しわじわと得点を重ねていき、それを投手陣がしっかりと守りきって相手に得点を与えない。これが、マツイオークランドだろう。80年代の派手派手しさはない。当時の戦いぶりとは印象ががらりと違う。ただし、というか、当然残塁数は他チームよりも目立つだろうが。タイムリー1本が勝敗を左右するチームというわけだ。

名付けて、「21世紀エコ軍団」なのだ。この「モデル」はおもしろいですよ、なんとなく昔々カワカミ監督さんがトウキョウのチームでやっていた布陣を彷彿させますが、要は勝たなければ意味がないのがベースボール。勝つためには、得点能力を向上すれいいのですから。

もう、しびれますよ。この「打円チーム」には!
よくぞまあ、こんな貧乏チームで(失礼!セレブNYYと比べるとここいたくなる…)選手の能力を100%発揮する場を考えついたものだと感心する前に、ベンチに視線を送ってみよう。
ペニントン選手の起用法といい、松井選手の3番固定説といい、ここまでチームとしての色づけを完成させた人物がいる。他でもない、かつてシアトルを指揮したメルビン監督さんだ。イチロー選手がMLB史上最多安打を記録した時の監督さんでもある。
ボクは感心する。こういう打線っていいよなぁ…、これもアリだよ、と。

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それには、シーズン途中からデビューしたウィークス選手の活躍があればこそ、と言う事実もわすれてはならないが…。それにしても、現在のオークランドは、ただの3位チームではない。手強い存在になった。
後半戦11試合で、7勝4敗。先日も書いたが、ヤンキース相手に1勝2敗ではあるものの、ヤンキース投手陣から、7得点、4得点、5得点している。これに意味がある。

松井選手の本日のタイムリー2塁打。
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得意の2塁打だが、ホシかった…。「アレかぁ…」と叫んでしまうほどいい上がり方でしたから。センターとライトを真っ二つ。
今日は2試合連続して左翼で先発。明日は是非DHで、と心配になるほど、よく走りました。きっとサラリーマンだったら「お疲れ様ぁ~」なんて挨拶をしたところでしょう。

とにかくですよ、松井選手が打ち出したら、ですよ。チーム全体が熱くなってきた、夏なのに。
いきましょう、このままの「エコ軍団」で。
松井選手の「アレ」も期待しつつ、どこからでも飛び出すタイムリーの快音が響くことを!

あした、明日ですぞ!


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by mlb5533 | 2011-07-27 23:33 | 第九章

痛快、痛快!
そう、昨日の大逆転劇のことです。

TA 5-3 OAK
で迎えた7回だ。
1死から松井選手が見送ればボールかもしない低い球をゴルフスイングのように腕を伸ばして振ると、スピードのある球がピッチャーの横を抜けてセンターに。
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この1打からドラマは始まった。タンパのベンチはまったく無表情。別に、という感じでたいして同様は見られない…。
続くウイリントン選手が4球。これで1死1,2塁。続いてチームのお祭り男・デヘスース選手。最近滅法あたりが目立つ選手だ。右前へクリーンヒット! 2塁から松井選手、生還!
TA 5-4 OAK だ。
ここでようやくタンパのベンチが動く。投手交代。
ジャクソン選手だ。昨年、アリゾナから移籍して今季好調の維持する安定感のあるスラッガーである。
出ました! センターを抜けるだい2塁打!
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ウイリントン選手、デヘスース選手が生還して、
TA 5-6 OAK
の大逆転が実現しました。
8回には、クリスプ選手が2塁出して、ペニントン選手が還り、
TA 5-7 OAK
ベイリー投手がきっちりと最後を閉めて勝ちゲームです。
ヤンキースタジアムの試合もそうでしたが、後半に入ったオークランドがいま、「チームの勝ち」にこだわっています。開幕時とはうって変わって、チームの雰囲気がいいと感じるのはボクだけではないのでは…。

松井選手は、この試合前にMLB「週間MVP選手」を受賞しました。4度目です。
最近1週間の成績は打率・571(21打数12安打)、2本塁打、7打点で、大リーグ選手の中で、トップの成績です。ほんと、いままでなんだっんだ? って、いいたくなりますね。
とにかく、明るい話題です。

この気持ちをチーム全体で持ちつづければ、意外な大ドラマが最後にまっているかも…なんて。
さて、オークランドで注目の選手がいます。デヘスース選手、ジャクソン選手、クリスプ選手…?
いやいや、実はペニントン選手なんです。目下、.455でホットな選手3位に急上昇!
今日の試合でも見てましょう、松井選手同様、何かをしてくれそうですから…。

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by mlb5533 | 2011-07-27 09:23 | 第九章

「夢」の、そのわけ…

米大リーグは25日、週間MVP(18~24日)を発表し、ア・リーグはアスレチックスの松井秀喜外野手が受賞した。
松井は5試合に出場し、21打数12安打の打率5割7分1厘に2本塁打、7打点の活躍。20日のタイガース戦での日米通算500本塁打達成も評価された。

松井選手にとっては、ヤンキース時代の2003年6月、04年5月、05年6月に続いて4度目の受賞になった。日本人選手としては、イチロー選手が10年9月に受賞して以来の久々の受賞になった。このところ、大リーグでの日本人選手の活躍がかつてに比べて少なく話題も届かなかったが、今回の松井選手の週間MVP受賞は明るいニュースだ。
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オークランドはニューヨークでの3連戦を終えて、今日からホーム球場で7連戦に突入する。いよいよ中盤のヤマ場へと進んでいく。ところで、昨日の試合は日本ではNHK総合で、生中継だったという。残念ながらボクはその深夜(日本時間午前2時から)は完全に気絶状態。私用の台本書きのヤマ場がすみ、ホッと一息ついたら意識不明だった。松井選手ファンのジュンジュンさんも含めて、多くの方がこの試合観戦で徹夜状態だったこととお察しします。
まあ、この試合は徹夜しても価値のある試合でしたね。なんとまあ、松井選手は「3番・指名打者」で出場して、5打数5安打1打点の大暴れだった。左前打、左前打、右中間二塁打、左中間二塁打(打点1)、右前打で打率は一気に.237に急上昇。
オールスター直前、打率は.209まで落ち込んでいたのに、僅か10試合でこの数字だ。

試合は5-7で敗れたが、この3連戦の内容は決して悪くない。打撃陣の活躍が光る。
NYYを相手に14点も奪われての敗戦だったが、打撃陣は7得点していること。
2試合目には、ジーター選手が4打数3安打の暴れぶりだったが、それでも松井選手の例の「501号」が飛び出し、押さえのベイリー投手がテシェイラ選手に一発を浴びたものの、後続をしっかりと断って、4-3で勝利。3戦目は松井選手の5-5が代表するように、チームはこぞってNYY投手陣を相手に打ち込んでいた。この試合展開を見る限り、オークランドはウィーク選手の如く、確かに若者揃いだが、まだまだ諦めるのは早すぎだろう。数字上ではもはや不可能に近いが、大リーグは日本野球界と違ってなにが起きるかさっぱり見当が付かない。今季のシアトルの例もあるのだから…(シアトルファン、失礼!)。

今日、アメリカ大陸の東の端から西の端に戻ってきたオークランド。いまから1時間もしない間に、移動日ナシで試合が始まる。ボクもかつてアメリカ生活をしたことがあるが、この大移動は疲れる。できることならお休みさせて欲しい。そんな実感が蘇ってくるが、オークランドの選手はエライ! 休養ナシで7連戦に突入するのだから…。

そうそう、このブログのタイトルである「夢物語」だが、いまさらだが、ちと、説明だけしておこう。
「夢って書くからぼんやりする」とか「夢というから届かないと、暗示する。それはつまらん」とか「夢。女みたいだなあ、マツイにはふさわしくない」と、いままでに散々言われたものだ。

ここであえて「夢」と書いたのは…。
それは松井選手がヤンキースに入団する時、記者発表の席上でのコメントだ。「裏切り者と思われるかも知れませんが…」と前置きしながらアメリカに渡る決意を語ったあの記者発表だ。ボクは彼が巨人軍時代、いまほどには気にとめてはいなかった。
「ずいぶんホームランを打つ打者だねぇ」程度だった。
だが、この記者発表は、ボクの心に響いた。「ここまで言うからには、相当に考えてのこと。全くの未知の世界に飛び込む不安と恐れも抱えたまま、どうしても成し遂げたい何かがあるのだろう」と。そしてボクはたったひとりで当時さほど好きではなかったアメリカに渡り、生活をした体験もあった。自分の体験とマツイ青年がこれから始まる生活…。あっちで生活をしていれば珍プレー、好プレーの連続だろう…と、自分の体験と照らし合わせる。そんな事だけでも、親近感が増したのだ。

「成し遂げたい何か」は、ボクにはわからない。本人だけがわかっていればいいこと。
このときだ、学生時代読んだT・E・ロレンスのことばが蘇った。
「夜みる夢なんぞ とるにたりない。
最も危険な夢は 男が昼間目を開けて見る夢だ。
なぜなら、それを実現しようとするから…」

T・E・ロレンスが書いていた「夢」という単語が、松井選手のコメントとボクにはダブったのだ。ハッとした、と言ってもいい。ベースボールを通じて、「成し遂げたい何か」がこの人にはあるのだろう、と。そのビジョンは、かぎるなく大きいものであって欲しい…とさえ思ったものだった。

昔々のことだ、長嶋監督が選手時代に週刊現代の記者さんからインタビューを受けてこんなことを言った。
「社会主義になったら野球が出来ない」と。当時、物議を醸し出したコメントだったらしいが、いま思えば、自由人・長嶋さんらしい。ボクはこの話を先輩記者から聞いた時は吹き出して大笑いした。だが、これもまた、松井選手の「夢」同様に、長嶋選手には「成し遂げたい何か」があったのだろうとボクは思う。

ボクは勝手に思う。誰の中にも、とくに男たちには「T・E・ロレンス的な夢」を持っているものだ、と。闊達で平和なグランド…、罵声も笑い声で消されてやがて許され、ソースを膝に垂らして汚しながら観戦する人々、勝敗やごひいきスジの選手の一挙手一投足に歓声を上げること…などなど。グランドとはまるで、社会、世界のようだ…と、見ることさえ出来る。力いっぱい元気に生きている人々の平和がそこにある、と。ボクが小学生時代、父に後楽園球場に連れて行ってもらった。確か、夏休みだった…。巨人軍の選手たちがボクの目の前で戦っている。始めて見聞きする生のバットと球の衝突音、アンパイアの大声、応援団の太鼓や鈴の音…生の試合を始めて見たボクは、あの時全てが輝いて見えた。
「すごいなぁ、すごいねぇお父ちゃん…」あれからボクは巨人軍の大ファンになった。

この「夢」とは、男たちのビジョンといってもいいだろう。
目標、というものでもない。「夢に向かう」と思うから、届かない、と思う。そうではない。
「ビジョンに生きる」というか、夢を見出した瞬間、男たちは今将に自分が描いたその夢の中にいる…。

いま、またその男が疲れも吹っ飛ばして、グランドで戦う。夢の中で…。


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by mlb5533 | 2011-07-26 11:38 | 第九章

5-5!

速報!
本日ヤンキース相手に5打数5安打の大暴れ。
試合は、
OAK5-7NYY
で、敗れたが…。詳細は後ほど。


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by mlb5533 | 2011-07-25 06:55 | 第九章

あこがれの501本!

案の定、501号はヤンキースタジアムで飛び出した!
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私たちマツイファンにとっても、おそらくご本人にも想い出多きヤンキースタジアムでの501号とは、将に新たな「物語」の幕開けとさえ予感させてくれる…。
名門ヤンキースから大リーグにデビューした松井選手の記念の第1号ホームランは、ヤンキースタジアムの満塁弾であり、あの1本からスラッガー・松井秀喜選手の大リーグ物語が始まった。あの記憶は、まるで昨日のことのようだ…。

松井選手の500号ホームラン。
MLB単独の記録ではない。日米通算記録だ。にもかかわらず、大リーグでは松井選手のこの記録を素直に賞賛してくれた。ボクには、それは異常とさえ思えた…。

通算記録にもかかわず、これほどアメリカ国民が拍手を送ったこと自体「ニュース」だろう。通算記録について論じたらキリがない。キューバの選手にドミニカ共和国の選手など様々な選手たちが大リーグで活躍している。彼らがどんなに素晴らしい活躍をしたところで、それらの記録は大リーグではわかっていても「通算記録」としては決して表現してくれない。だから、今回の松井選手の「500号」の報じ方は異常だと言いたいのだ。

ホームランとヒデキマツイ…。
あこがれと人格…。

昨日のことだ。ヤンキースタジアムの大型ビジョンに、松井選手の「ホームラン物語」が映し出された。ボクは、鳥肌が立つ思いでそれを凝視してしまったのだ。アメリカ生活をほんの少しだけだが経験しているボクには、その意味がわかる…。だから、ひとり呟いた。「ありえねぇ、こんな…スゴすぎる…」と、不覚にもまたしても、猛暑の気温よりもっと熱いものが目頭からこぼれた。さらには、松井選手にとっては我がふるさとであろうヤンキースのチームメイトが彼を取り囲んで賞賛していた…。
そんな光景を見て、ボクは想う。MLBの一選手としてではなくて、日本人としてボクは松井秀喜選手の存在を誇りに思える。

さあ、彼の物語はまだまだ続く。
だって、501本を2試合「ぶり」に舞いあげたのだから…。


…NY152…
by mlb5533 | 2011-07-24 12:54 | 第九章

ボクがこの目で見た松井選手の今季7号ソロホームランは、PCのMLBサイトからだった。
この7号ホームランが飛び出すまで、長かった…。
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松井選手にとって、今季ほど成績が悪化したシーズンはなかったろう…。各メディアから、ずいぶんなことも報じられた。ボクは見たくも、読みたくなかったが、つい、目にしてしまう。いい感じはしなかった。もしかしたら、ほんとうに今季限りなのか、とさえメディアに洗脳されそうにもなった…。それでも、百歩譲って松井選手が不調でもチームが勝っていればいいのだが、チームの勝敗は明らかに松井選手のリズムと連動してしまう。先発投手が踏ん張っても、押さえ投手が打ち込まれて、勝てる試合を10勝以上無駄にしてしまった…。「んーーーー」そんな声を、随分ボクはテレビの前で出してきた…。

ところが、オールスター明けの試合から昨日まで、オークランドに元気が帰ってきた。異常とさえ思えるほどに、勝ちに執着する選手たちの姿がいま戻ってきた。
オールスター直前、オークランドは首位テキサスとの4連戦で、4連敗と粉砕されてしまった。あのときはさすがのボクも「今季は…終わったかな…」とさえ、意気消沈したものだ。
負けないテキサスはチーム創設初の12連勝まで勝ち星を伸ばしていた。

シーズン後半になっても、開幕当時から比べれば、オークランドにさほどの期待感は正直、薄らいでしまっていたボクだった。
期待していないのに、なぜ? エンジェルスとの4連戦はすごすぎだった!
10勝投手のヘレン投手を攻めまくったではないか! 翌日のダブルヘッダーではアタマはとれなかったものの、ウラの試合ではサイズモア選手がサヨナラを決めた!
4戦目はオークランドの大黒柱ゴンザレス投手が7回を四安打完封に押さえて9-1で勝った。エンジェルス相手に3勝1敗だ。

肝心の松井選手も実は、オールスター直前、打率.209まで落ち込んでいた…。こんな成績は見たことがない…。
なのに、だ。このエンジェルス戦4連戦からデトロイト戦2連戦の6試合で、なんとなんと、この数字だ。

19打数 8安打 打率.421 そして、打点10 本塁打1

打率はもうこれ以上下がったら、地下に潜るエレベーター状態になりかけていたのに、たったの6試合で一気に、.223に急上昇! 
なんなの、いままでは…?-?※☆♪∞-! なんで松井選手ってこんなにドラマがお好きなのよって、カゲグチを言いたくなるほどの、うれしさです。

そして、昨日でしたね…。
メディアは、とくにアメリカ方面のメディアはさんざんなことを書いていたのに、あの日の晩だけは、「いい!」とか書いてるし…。

なぜか?
それは今季7号ソロホームランが、松井選手にとっては「日米通算500号」の記念樹になったからだろう。500号ホームランという数字自体が、MLB関係者には「敬意」を表しているのでしょう。
驚いたのは、MLBサイトの中継放送です。見ていたのですが、松井選手が3塁を回ったところで、「日米の国旗」が現れて、「通算500号」とのスーパーが出たのです。もちろん、テレビ局がこの瞬間のために用意したテロップです。

松井選手個人は常々「個人記録には関心がない」とか「通算の記録? それはいい」と、素っ気ないコメントをしている。実はボクも、「通算」という数え方には少々抵抗がないわけでもない。

この「500」という数字自体は確かに数だから、無機質なものだが、ただし、特別視したい数ではある。
物語が潜んでいる数、ということなのだろう。歴史好きの米国では、この数に「歴史」の息吹を感じるのだろう。

遙か彼方の日本という小国からはるばると太平洋を渡ってやった来た一人の野球選手。日本ではホームランを量産したらしい。その選手を、大国アメリカの国技であるベースボールの、その頂点を極めいてるチーム・ヤンキースのオーナーが直々に「獲りに行った」ニュースは、全米を震撼させた。その選手の名は、松井秀喜選手という…。
誰もが疑った。本人も日本を去る決心をしたとき、記者たちの前で「たとえ裏切り者と呼ばれようとも…」との苦渋の選択をした胸の内を露呈した。このコメントから感動した日本人もいれば、批判した人たちもいた。が、松井選手はヤンキースタジアムで初ホームランを「満塁弾」で飾った。オーナーは雄叫びを上げてよろこんでいた…。
あれから、松井選手は「生涯、初めて見る揺れる球と動く球」に悩まされ、ホームランどころか、ヒットさえ打たせてもらえないゲームが続いた。そんな松井選手を見ては、メディアは「ゴロキング」とあだ名した…。トーリ監督さんの助言を聞き入れて、打席で15センチも前に出た。すると、またヒットがでる…。

やがて、手首を骨折し、膝にメスを入れ、まるでケン・グリフィー・ジュニアのようになっていった…。
そして、09年のワールドシリーズ。ヤンキースは久々に制覇し、MVPには松井選手が選ばれた。選手個人として、これ以上の栄光はない。

その後、エンジェルス、アスレチックスと移籍したが打撃機会はヤンキース時代とは違っていた。
ベンチで過ごす試合が増えたのだ。
ところが、である。アスレチックスの監督さんがシーズン途中で変更したとたん、松井選手は先発に復帰する。もうだめかもしれない…と思っていたファンはこの復帰に歓声をあげる。

昨日の「500号」は右翼ポールに激突してのホームランだった。スレスレのホームランとも言える。
だからいいのだ、だから物語を象徴したホームランとしてボクの目には映った…。
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明日から、ヤンキースを相手にニューヨークに迫り出すオークランド。
ボクは松井選手が自分の故郷・ヤンキースタジアムで次なる「501号」は、ジョージ・スタインブレナーのために、「日本からのホームラン」を捧げて欲しいと、勝手な物語を描いている…。

ボクのアパートの壁には、ヤンキースタジアムで購入した「ミッキーマントル500号達成」の写真が飾ってある。いつの日か、その隣には「ヒデキマツイの通算500号達成」の写真が掲げられるのだろう…。
これからも続くホームランはヤンキースタジアムで始まる…。また、あの日の満塁弾のように…。



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by mlb5533 | 2011-07-22 15:20 | 第九章

出たぁ。
遂に出ました、通算500号!

詳細はのちほど。

試合速報 2011/07/20(水)
第3打席ビロー投手(左)から右越えホームラン!


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by mlb5533 | 2011-07-21 09:51 | 第九章

形振り構わず

とにかくマズイです。
そう、打率が赤信号…。

もうこうなったら、形振りかまわずマツイ個人を声援しましょう!
いや、ボクだけでも松井選手に声援を送り続けます、ハイ。

もうなんでもいいから、打て!、とダッカイ声で!

通算…なんとかがどうのこうの、とか言う以前に。
打点を…とかなんとか言う前に。
チームの打撃は、3,4番で決まるのが野球の得点。3,4番がこの打率では…。
なめられます! 

ジーター選手はあと2本、ゴジはあと1本…とかなんとか、そんな記録のことはもうどうだっていいですよ。
ここまできたら、もう形振り構わず、打てゴジ!

打て!


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by mlb5533 | 2011-07-08 23:21 | 第九章

四番で勝利!

これですよ、これ!

4回、四球で出塁した松井が6番打者への初球でスタート。
一塁手が塁から遠のく。けん制の可能性は低い。先発右腕の投球フォームは大きい。
「これなら自分でも行ける」と判断。2007年以来の4季ぶり盗塁を決め、直後の右前打で同点のホームを踏んだ…。
続く5回、2死一,二塁。四番打者・松井選手は速球を痛烈に右翼線へ。得意の二塁打だ。ふたりが生還した。膝が回復している証拠だ。
試合結果は、
OAK 5-4 ARI

今日の勝利はあきらかに四番の活躍だった。これが見たかった…。
これから、こういう試合展開になるようなら「10月決戦」進出の可能性はぐっと高まってくる…。
明日もみたい。こういう試合を。


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by mlb5533 | 2011-07-02 23:55 | 第九章