2010年 03月 16日
「ドジャース戦」は見たかった!
松井選手がテレビで見られないのがくやしいのであります。
無安打に終わったとはいえ、そんなことよりも、たとえばスポーツ紙のサイトによればこんなことが書いてあります。
たとえば、です。
サンスポの記事に、
『この日は、恩師との再会も。相手のドジャースのベンチには「彼が監督だったからヤンキースでやってこられた」と敬愛するトーリ監督の姿があった。第1打席に入る際に「マツ!」と声をかけられ、うれしそうに会釈した松井秀は敵味方に分かれたことに「不思議な感じ」と振り返った』
と報じていますが、この場面は実像で見たいもの。
『台湾遠征から前日に戻ったばかりのトーリ監督は「彼を見るのは好きだが、相手に回すのはいい気分ではないな」と苦笑い。松井秀は新天地での重圧に対処できるか、と質問された69歳の名将は「彼はいつも自分自身に重圧をかけてきた。我慢強く、常に全力でプレーする。本当のプロだよ」と成功を疑わなかった』
そんなコメントをしているトーリ監督さんの表情もまた、見たかった…。
見たかったと言えば、今日の試合はなにせ名門・ドジャーズとの対戦。
トーリ監督さんの後任がほぼ確定しているドン マッティングーコーチのお姿も見たかった。松井選手がNYY時代、従来の打撃フォームだった「123のリズム」から、自ら現役時代にやっていた「12、12のリズム」を伝授したのは、彼でしたね。巨人軍時代ゆったりした構えだった右腕を、大リーグ仕様のフォームへ。まるで弓道部みたいに、いきなり右腕をいっぱいに張っての構え…。
そう、かつてのNYYの大打者・マッティングー選手を彷彿させました…。あれ以来球がよく飛びます、飛びます。
もともとスイングスピードでは天性の素質を持って生まれている松井選手のこと。マッティングー先生がコーチ時代、「マツイがいいときは手がつけられないよ」と苦笑いしていたほどです。
そのマッティングーコーチの姿も見たかったのですよ…。
それだけじゃないぞ。
08年まで15年間、LAA背番号16。LAA一筋だったギャレット・アンダーソン選手の打撃が見られなかった。これはもう、ことばにならないくらい、くやしい~~~です。
今年6月で38歳を迎える大リーガー中の大リーガー、アンダーソン選手。彼が久々に、我が「ふるさとチーム」を相手にしてのプレーです。
オープン戦とはいえ、彼の打席だけはなんとしても、見たかった…。
忘れられますか、皆様、02年のことでしたよ。NYYはアンダーソン選手ひとりにやられっぱなし、ともいえるディビジョンシリーズでした。そしてそして、そのワールドシリーズでのアンダーソン選手といったらあの大活躍…。
ジャイアンツ相手に第7戦のあの最終戦。満塁で打ち込んだ走者一掃の得意中の得意技、2塁打!
参った参った、の一撃でした、ハイ。
「ここでこれを打つのかい! これがギャレット・アンダーソンだぁ!」と、感動を与えてくれた大リーガー中の大リーガーでした…。02年、03年の2塁打王・アンダーソン選手!
その後、故障がちになり09年にブレーブスに移籍。
そして今季、トーリ監督さんが彼をドジャースに引っ張り込みましたぞ。
背番号がなんと「00」です。
見たかったなぁ、テレビで…。録画も出来ないし、ね。
ただ、こうしてふたりの名選手が同じ試合に出場していた記録写真を、このブログに掲げられることは、うれしい限りですが…。
お願いしますよ、NHK様。
BS受信料ってボクにとってはそうそうお安くないので、大リーグのオープン戦とはいえ、好カードは中継してくれませんか、ねぇ…。ダメ、かなぁ。
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(写真はMLBサイトより)
…NY152…
by mlb5533
| 2010-03-16 16:05
| 第八章