10試合連続安打と二塁打記録

松井選手のヒットは続く。10試合連続だ。
昨日もマルチ(複数)安打して、後半戦16試合で8度目。
打率は.258に急上昇。
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球宴直前、9試合で4安打に終わっていたのに、球宴後の15試合で打率・466(58打数27安打)と打ちまくり、7月は月間打率・369(84打数31安打)で終えている。月間打率が06年9月(・412)以来5年ぶりにハイアベレージを記録した。
お得意の二塁打でもあれよあれよという間に239本になり、日本で記録している245本にあと6本まで迫っている。日本(巨人軍)で10年間活躍したが今季MLBで、あと7本の二塁打を打てば、1年短い9年間で日本時代の記録を自分自身で突破することになる。
松井選手がかつてこんなコメントを残している。
「(MLBでは)完璧に球を捕らえないとホームランにはならない」
と。この「完璧に」ということばに日本式ホームランとの違いが窺える。松井選手の体感からこのコメントが出たのだろう。この違いこそ、日本野球と大リーグとの違いを象徴している。日本時代と比べれば彼のホームランの数は少ない。とくにヤンキース時代は、進塁打に犠打などがクローズアップされて、チームの勝利に貢献する松井選手が紹介された。そんな姿に、松井選手は「ホームランをやめて、チーム打撃徹しているのか」という話さえ上がったことがある。しかし、「完璧に」とことばの中に松井選手が日本時代以上に「ホームランへのこだわり」を、ボクは感じた。
寸分の狂いもなく…完璧なスイングで球を捕らえる打撃、それをMLBの打席に立つ度に思い描いているのだろう、と。だから、今までMLBで放った経済的なホームランであろと、おつりがくるほどのド派手なホームランであろうと、全て「完璧」な打撃だった。その球に対して「完璧」なのであろうとボクは思う。

さて、先日、日米通算500本ホームランを記録してMLBでも大々的に紹介されていたが、日米通算という言い方をすれば、二塁打でも通算484本。立浪選手(元中日)の日本記録まであと3本と迫った。
MLBサイトでは、好調選手の紹介で昨日の試合前までは、打率.511で、30球団中の「1位」に上げられていた。(試合後だったので、「2位」で紹介されている)
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オークランド打線は球団新の16試合連続8安打以上を記録。後半戦のチーム打率・316は30球団トップだ。
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さあ、今日も安打を続けよう。そして、ボクは是非「アレ」が見たい。完璧な「アレ」を!

あした、明日、あしたです。



…NY152…
by mlb5533 | 2011-08-03 08:29 | 第九章