2007年 10月 09日
拍手! そして、「夢」物語
ポサーダ選手の三振を、松井選手はネクストサークルの中で見ていた。
今季、ヤンキースの最後の打者になった。
10月。今季もまた「夢」のまま、すべてが終わった…。
しかし、昨年とは違った感じが胸の中に残っているのはなぜだろう。
昨年は心の底から怒りにも似た悔しさがあったのに、今季は、そんな感じがしていない。
だからといって、一足飛びに「来季」のことを思うほどの余裕はない。
ヤンキースはこのオフ、かつてその歴史になかったほどの、様々なことが起きるだろうと予感する。
そう…様々なことが。
ところで、松井秀喜選手にとってもボクにとっても、5年間「夢」を追いかけたまま、その「夢」の達成はまた繰り越しになった。
大変個人的なことだが、もし今季「夢」が叶ったとしても、ボクはこの10月にニューヨークには行けなかった。晴れ姿をテレビの中継かなにかで見ていることになっただろう…。
これも、めぐりあわせ、なのか…。
松井選手はネクストサークルの中で彼の「夢」が途切れたことをボクは忘れない。
松井選手が頑張った今季のプレーから、どれほど公私ともにそのパワーを与えつづれてもらったか、……忘れない。
ボクの力の源になっていたくれた人物、松井秀喜選手。ボクは今季の松井選手に、心からの拍手を、精一杯の感謝を込めて、送ります。遠く離れた太平洋の反対側から。
また、会いましょう、松井選手。そして、ヤンキースの勇者たち。
また…また、会いましょう。
来季、その「夢」を現実にしようとしている男たちのチームと再会することを信じて。
人気blogランキングへ!
クリックして欲しいなッ。ありがとう!
…NY152…
by mlb5533
| 2007-10-09 15:07
| 第四章